12月7日(土)と8日(日)、「文楽演目のゆかりの地」をめぐるバスツアーを開催します!奈良朱雀高校、奈良交通とNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」がタイアップして企画しました。これに関し昨日(7/24)、記者発表を行いました。公表資料によりますと、
※トップ写真は奈良交通・広報ご担当の米田さん、ソムリエの会の亀田理事と高校生たち
奈良県立奈良朱雀高等学校(校長 松本喬様)、奈良交通株式会社(代表取締役社長 谷口宗男様)と特定非営利活動法人奈良まほろばソムリエの会(理事長 小北博孝。会員数 237人)は連携して、本年12月7日(土)と8日(日)の両日、奈良県下の人形浄瑠璃(文楽)にゆかりのある場所を訪ねる日帰りバスツアーを開催いたします(両日ともコースは同一です)。旅行代金はお1人様6,900円(昼食つき)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/8c/7e85ec82677df2e70c49bfd5d7bb04df.jpg)
平成24年10月6日、同校のクラブである「奈良朱雀ビジネス企画部」(部員数10人)は、「人形浄瑠璃を通じた関西魅力発信のための学生アイデア」コンテスト(主催 国土交通省近畿地方整備局)で、グランプリを獲得しました。3日間かけて、奈良県内の文楽ゆかり地を巡るというツアーのアイデアです。「県下には文楽ゆかりの地がたくさんあるのに、意外と知られていない」という点に着目して企画されたものです。
このアイデアをもとに、奈良交通と奈良まほろばソムリエの会が、日帰りのバスツアーにアレンジしました。今回のバスツアーでは、「義経千本桜」「壺坂霊験記」「冥途の飛脚」にゆかりのある場所を訪ねます。昼食場所は、「義経千本桜」に登場する「弥助すし」(吉野郡下市町下市)です。案内役(ガイド)は、奈良まほろばソムリエの会のメンバーです(各日2人が現地および車中でガイド)。ツアーの途中では、奈良朱雀高校の女子生徒が飛び入り参加するというサプライズも用意されています。
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お2人は、文化クラブ「奈良朱雀ビジネス企画部」の部長さんと副部長さん
奈良交通と奈良まほろばソムリエの会は、平成24年9月から「古事記をめぐるバスツアー」(全6コース)をスタート。25年4月からは、故犬養孝氏の「犬養節」で万葉歌を朗唱しながら万葉ゆかりの地を訪ねる「奈良まほろばソムリエと歌って巡ろう!大和路・万葉の旅」という日帰りバスツアーを実施中です(27年3月まで。12コース実施予定)。今後とも奈良朱雀高校、奈良交通、奈良まほろばソムリエの会は連携して、奈良の文化・観光の振興に貢献してまいります。
県下に数多くある「文楽ゆかりの地」を巡るバスツアーは、おそらくこれが初めてです。昼食場所の「弥助すし」は、創業が800年以上前という老舗。広い庭が見渡せる素晴らしいロケーションで、ここを訪ねるだけでも6,900円の値打ちはあります。「いがみの権太」や「お里沢市」の墓などは、連れて行ってもらわなければなかなかわからない場所にあります。祖父と孫娘ほどトシの違うソムリエガイドと女子高生が組むというのも、面白い取り合わせです。
クラブ活動として提案した企画が、現実のバスツアーとして実現し、生徒たちはとても喜んでいました。朱雀高校は「これ以外にもゆかりの地はあるので、人気が出れば宿泊つきのツアーも提案したい」とおっしゃっています。また「今年、国交省(近畿地方整備局)が募集している『関西の食文化』をテーマとしたコンテストにも応募します」とのことですので、ぜひ、こちらの企画もツアーとして実現したいものです。
奈良交通による募集は8月1日開始ですが、定員が計80人ですので、すぐ満席になりそうです。ぜひご注目いただき、ツアーにお申し込みください!
(7/31追記)産経新聞奈良版(7/31付)に掲載されました。記事には、
県立奈良朱雀高校(奈良市)の生徒のアイデアを基に、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」と奈良交通が、人形浄瑠璃の代表作「義経千本桜」など県内の文楽ゆかりの地を巡る日帰りバスツアーを企画した。ソムリエの会は「駅から遠かったり、わかりにくかったりして普段なかなか行けない場所もあります」とPRしている。
ツアーは12月7、8両日に開催する予定。8月1日から予約を受け付ける。コースは「義経千本桜」に登場する「小金吾の墓」(大淀町)や「権太の墓」(下市町)、創業800年以上の「つるべすし弥助」(下市町)などを巡る。「壺坂霊験記」の「お里沢市の墓」(高取町)、近松門左衛門の「冥途の飛脚」ゆかりの安楽寺(橿原市)なども訪ねる。
このツアーは、奈良朱雀高校の「奈良朱雀ビジネス企画部」の生徒たちが昨年企画したツアーを基にした。奈良朱雀高校の企画は、藤原鎌足の蘇我入鹿討伐を主題にした「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)」のゆかりの地を3日間で巡る内容。昨年、近畿地方整備局主催のコンテストでグランプリを獲得した。
奈良朱雀高校と連携協定を結び、バスツアーも企画しているソムリエの会が、この企画に注目。生徒や奈良交通とともに日帰りバスツアーとして再構成した。生徒やソムリエの会のメンバーがガイドする。定員は各日40人。料金は1人6900円。問い合わせは、奈良交通総合予約センター((電)0742・22・5110)。
※トップ写真は奈良交通・広報ご担当の米田さん、ソムリエの会の亀田理事と高校生たち
奈良県立奈良朱雀高等学校(校長 松本喬様)、奈良交通株式会社(代表取締役社長 谷口宗男様)と特定非営利活動法人奈良まほろばソムリエの会(理事長 小北博孝。会員数 237人)は連携して、本年12月7日(土)と8日(日)の両日、奈良県下の人形浄瑠璃(文楽)にゆかりのある場所を訪ねる日帰りバスツアーを開催いたします(両日ともコースは同一です)。旅行代金はお1人様6,900円(昼食つき)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/8c/7e85ec82677df2e70c49bfd5d7bb04df.jpg)
平成24年10月6日、同校のクラブである「奈良朱雀ビジネス企画部」(部員数10人)は、「人形浄瑠璃を通じた関西魅力発信のための学生アイデア」コンテスト(主催 国土交通省近畿地方整備局)で、グランプリを獲得しました。3日間かけて、奈良県内の文楽ゆかり地を巡るというツアーのアイデアです。「県下には文楽ゆかりの地がたくさんあるのに、意外と知られていない」という点に着目して企画されたものです。
このアイデアをもとに、奈良交通と奈良まほろばソムリエの会が、日帰りのバスツアーにアレンジしました。今回のバスツアーでは、「義経千本桜」「壺坂霊験記」「冥途の飛脚」にゆかりのある場所を訪ねます。昼食場所は、「義経千本桜」に登場する「弥助すし」(吉野郡下市町下市)です。案内役(ガイド)は、奈良まほろばソムリエの会のメンバーです(各日2人が現地および車中でガイド)。ツアーの途中では、奈良朱雀高校の女子生徒が飛び入り参加するというサプライズも用意されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/58/b1e6971e3447c646a9e2d62ee7f21012.jpg)
お2人は、文化クラブ「奈良朱雀ビジネス企画部」の部長さんと副部長さん
奈良交通と奈良まほろばソムリエの会は、平成24年9月から「古事記をめぐるバスツアー」(全6コース)をスタート。25年4月からは、故犬養孝氏の「犬養節」で万葉歌を朗唱しながら万葉ゆかりの地を訪ねる「奈良まほろばソムリエと歌って巡ろう!大和路・万葉の旅」という日帰りバスツアーを実施中です(27年3月まで。12コース実施予定)。今後とも奈良朱雀高校、奈良交通、奈良まほろばソムリエの会は連携して、奈良の文化・観光の振興に貢献してまいります。
県下に数多くある「文楽ゆかりの地」を巡るバスツアーは、おそらくこれが初めてです。昼食場所の「弥助すし」は、創業が800年以上前という老舗。広い庭が見渡せる素晴らしいロケーションで、ここを訪ねるだけでも6,900円の値打ちはあります。「いがみの権太」や「お里沢市」の墓などは、連れて行ってもらわなければなかなかわからない場所にあります。祖父と孫娘ほどトシの違うソムリエガイドと女子高生が組むというのも、面白い取り合わせです。
クラブ活動として提案した企画が、現実のバスツアーとして実現し、生徒たちはとても喜んでいました。朱雀高校は「これ以外にもゆかりの地はあるので、人気が出れば宿泊つきのツアーも提案したい」とおっしゃっています。また「今年、国交省(近畿地方整備局)が募集している『関西の食文化』をテーマとしたコンテストにも応募します」とのことですので、ぜひ、こちらの企画もツアーとして実現したいものです。
奈良交通による募集は8月1日開始ですが、定員が計80人ですので、すぐ満席になりそうです。ぜひご注目いただき、ツアーにお申し込みください!
(7/31追記)産経新聞奈良版(7/31付)に掲載されました。記事には、
奈良朱雀高のアイデア生かした 文楽ゆかりの地、日帰りバス巡り
ソムリエの会と奈良交通 12月に運行
県立奈良朱雀高校(奈良市)の生徒のアイデアを基に、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」と奈良交通が、人形浄瑠璃の代表作「義経千本桜」など県内の文楽ゆかりの地を巡る日帰りバスツアーを企画した。ソムリエの会は「駅から遠かったり、わかりにくかったりして普段なかなか行けない場所もあります」とPRしている。
ツアーは12月7、8両日に開催する予定。8月1日から予約を受け付ける。コースは「義経千本桜」に登場する「小金吾の墓」(大淀町)や「権太の墓」(下市町)、創業800年以上の「つるべすし弥助」(下市町)などを巡る。「壺坂霊験記」の「お里沢市の墓」(高取町)、近松門左衛門の「冥途の飛脚」ゆかりの安楽寺(橿原市)なども訪ねる。
このツアーは、奈良朱雀高校の「奈良朱雀ビジネス企画部」の生徒たちが昨年企画したツアーを基にした。奈良朱雀高校の企画は、藤原鎌足の蘇我入鹿討伐を主題にした「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)」のゆかりの地を3日間で巡る内容。昨年、近畿地方整備局主催のコンテストでグランプリを獲得した。
奈良朱雀高校と連携協定を結び、バスツアーも企画しているソムリエの会が、この企画に注目。生徒や奈良交通とともに日帰りバスツアーとして再構成した。生徒やソムリエの会のメンバーがガイドする。定員は各日40人。料金は1人6900円。問い合わせは、奈良交通総合予約センター((電)0742・22・5110)。
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