今朝(9/12付)の産経新聞に《野迫川村活性化へ 民間の「観光局」 NPO法人やホテル、民宿など一丸 アマゴや熊野参詣道PR》という記事が掲載された。この事業には、NPO法人「奈良NPOセンター」や一般社団法人「大和ブランド推進協議会」も協力している。記事全文を抜粋すると、
野迫川村で活動するNPO法人や地元のホテル、民宿などが、村を観光で盛り上げようと、一般社団法人「観光局」を設立した。現在、村の川原樋(かわらび)川でアマゴ釣りが楽しめる「あまご祭り」を開催中で、今月19、20日には釣り大会も開催する。
村は和歌山県に隣接する県南西部に位置。豊かな自然の中でのアウトドアレジャーを求める観光客が訪れ、世界遺産の熊野参詣道・小辺路も通る。日本三荒神の1つとして知られる弘法大師ゆかりの荒(こう)神社や、平安時代の武将、平(たいらの)維盛(これもり)が熊野・吉野の山中を流浪の末に生涯を終えたとされる平維盛伝説が残るなど、観光資源が豊富だ。
だが、人口は465人(今年7月末現在)で、うち65歳以上は約45%の209人と、高齢化が進んでいる。4年前の紀伊半島豪雨災害では大規模な土砂崩れが起こり、民家が全半壊したほか集落では浸水被害も発生。北股地区の住民らは2年10カ月あまりの避難生活を強いられた。
観光局長を務める津田晃さん(57)は、「大阪で行ったアンケートでは、95%の人が野迫川村のことを知らなかった」とし、「世界遺産や自然、歴史というせっかくの観光素材をPRできないかという思いがあった」と、観光局設立への思いを話す。
津田さんが理事長を務める地元NPO法人「結(ゆい)の森倶楽部」のほか、地元のホテルのせ川、民宿かわらび荘、さらに津田さんが情報交換していた奈良NPOセンター(奈良市)、県内の地域活性化に取り組む一般社団法人「大和ブランド推進協議会」も趣旨に賛同。7月、観光局設立にこぎつけた。観光パンフレットを作って関西国際空港で開かれたイベントで配布したり、フェイスブックを通じた情報発信も進めている。
10月31日まで、「川魚の女王」といわれるアマゴを養殖している村内の大股(おおまた)漁業生産組合と村漁業協同組合と共催し、川原樋川でアマゴをルアーフィッシングとフライフィッシングでも楽しめる「あまご祭り」を開催中。今月19、20日はインストラクターによるルアーフィッシング講習会なども行われる「あまごつり大会」も開く。津田さんは「より多くの方に野迫川に来ていただけるようにしたい」と話している。あまご祭りについての問い合わせは、民宿かわらび荘(電)0747・38・0157。
ここのアマゴは絶品である。自然に近い状態で養殖されているので、天然アマゴに何ら引けを取らないのだ。
最近仕入れたトリビアを1つ。野迫川村といえば荒神社(通称:立里[たてり]荒神)だが、荒神社は「こうじんしゃ」と読むのだそうだ。神社に確かめると「まず荒神さんがあり、そのあとおやしろ(社)ができましたので、荒神さんのお社、荒神・社(しゃ)と読み慣わしています」とのこと。奈良まほろばソムリエの福井さんのご指摘である、納得。
この観光局(通称:野迫川村観光局)、最近は朝日新聞などでも大きく紹介されるようになった。秘境の村で立ち上がった村人たち。最近は開創1200年の高野山や外国人観光客がたくさん訪れる田辺市などを経由して訪れる観光客が増えている。ぜひ、この勢いを継続していただきたい。
野迫川村で活動するNPO法人や地元のホテル、民宿などが、村を観光で盛り上げようと、一般社団法人「観光局」を設立した。現在、村の川原樋(かわらび)川でアマゴ釣りが楽しめる「あまご祭り」を開催中で、今月19、20日には釣り大会も開催する。
村は和歌山県に隣接する県南西部に位置。豊かな自然の中でのアウトドアレジャーを求める観光客が訪れ、世界遺産の熊野参詣道・小辺路も通る。日本三荒神の1つとして知られる弘法大師ゆかりの荒(こう)神社や、平安時代の武将、平(たいらの)維盛(これもり)が熊野・吉野の山中を流浪の末に生涯を終えたとされる平維盛伝説が残るなど、観光資源が豊富だ。
だが、人口は465人(今年7月末現在)で、うち65歳以上は約45%の209人と、高齢化が進んでいる。4年前の紀伊半島豪雨災害では大規模な土砂崩れが起こり、民家が全半壊したほか集落では浸水被害も発生。北股地区の住民らは2年10カ月あまりの避難生活を強いられた。
観光局長を務める津田晃さん(57)は、「大阪で行ったアンケートでは、95%の人が野迫川村のことを知らなかった」とし、「世界遺産や自然、歴史というせっかくの観光素材をPRできないかという思いがあった」と、観光局設立への思いを話す。
津田さんが理事長を務める地元NPO法人「結(ゆい)の森倶楽部」のほか、地元のホテルのせ川、民宿かわらび荘、さらに津田さんが情報交換していた奈良NPOセンター(奈良市)、県内の地域活性化に取り組む一般社団法人「大和ブランド推進協議会」も趣旨に賛同。7月、観光局設立にこぎつけた。観光パンフレットを作って関西国際空港で開かれたイベントで配布したり、フェイスブックを通じた情報発信も進めている。
10月31日まで、「川魚の女王」といわれるアマゴを養殖している村内の大股(おおまた)漁業生産組合と村漁業協同組合と共催し、川原樋川でアマゴをルアーフィッシングとフライフィッシングでも楽しめる「あまご祭り」を開催中。今月19、20日はインストラクターによるルアーフィッシング講習会なども行われる「あまごつり大会」も開く。津田さんは「より多くの方に野迫川に来ていただけるようにしたい」と話している。あまご祭りについての問い合わせは、民宿かわらび荘(電)0747・38・0157。
ここのアマゴは絶品である。自然に近い状態で養殖されているので、天然アマゴに何ら引けを取らないのだ。
最近仕入れたトリビアを1つ。野迫川村といえば荒神社(通称:立里[たてり]荒神)だが、荒神社は「こうじんしゃ」と読むのだそうだ。神社に確かめると「まず荒神さんがあり、そのあとおやしろ(社)ができましたので、荒神さんのお社、荒神・社(しゃ)と読み慣わしています」とのこと。奈良まほろばソムリエの福井さんのご指摘である、納得。
この観光局(通称:野迫川村観光局)、最近は朝日新聞などでも大きく紹介されるようになった。秘境の村で立ち上がった村人たち。最近は開創1200年の高野山や外国人観光客がたくさん訪れる田辺市などを経由して訪れる観光客が増えている。ぜひ、この勢いを継続していただきたい。