tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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奈良矯正展2016は、9月10日(土)と11日(日)/10日14時には杉良太郎が来所!(Topic)

2016年09月09日 | お知らせ
いよいよ明日(9/10)と明後日(9/11)、最後の「奈良矯正展」が開催される(同展のFacebookは、こちら)。なんと!「杉様」こと杉良太郎(特別矯正監)が来所するという(10日午後2時頃)。今朝(9/9)の産経新聞奈良版「あすから最後の矯正展 奈良少年刑務所 杉良太郎さんら来所」によると、

奈良少年刑務所(奈良市)で10、11日の両日、刑務所の一部を開放して、刑務所作業製品の販売などを行う「第26回奈良矯正展」が開かれる。地域住民に刑務所での教育・職業訓練内容を紹介し、理解を深めてもらおうと毎年開催。同刑務所は今年度内に受刑者の収容を停止することが決まっており、今回が最後の矯正展となる。

期間中は、受刑者が暮らす赤レンガの建物や、職業訓練を受けている実習場、江戸時代の奈良奉行所にあった木製の牢屋などが見学できる。展示即売会では、木製のおもちゃや家具、革製の靴など600種類以上、約7千点の製品を販売。地域の支援団体などが模擬店を出店し、コロッケやみたらし団子などが販売されるほか、バザーなども開催される。

10日午後2時ごろには、特別矯正監を務める俳優で歌手の杉良太郎さんと、矯正支援官の女性ダンス・ボーカルグループ、MAXが来所。テープカットや会場視察を行う。入場無料。10日は午前9時半~午後4時、11日は午前9時半~午後2時。問い合わせは、奈良少年刑務所(電 0742-22-4961)。


杉良太郎が長年、慈善活動に取り組んできたことはよく知られている。HP「Spotlight」の「投じた私財は数十億円。杉良太郎さんの56年の慈善活動が桁外れに素敵だった」によると、


この写真は「Spotlight」のサイトから拝借

「芸能人が慈善活動なんて、にわかじゃないの?」と思った人もいるかもしれません。しかし、杉さんの場合は弱冠15歳の頃から慈善活動に取り組んでいるのです。現在の年齢から計算すると、歴56年の大ベテランなのです。独身時代は、芸能人として知名度が上がっても、慎ましくアパート生活をして寄付をしていたそうです。売れたからと言って豪奢な生活を送らず、寄付をするというのはなかなか出来ない事だと思います。

杉さんの慈善活動の中で、最も長く続けている活動が「刑務所への慰問活動」です。半世紀以上に渡って慰問活動をした功績が認められ、2008年には芸能人では初めてとなる緑綬褒章(慈善活動などで顕著な活動をした人に贈られる)を受賞、並びに法務大臣から特別矯正監を任命されました。慰問活動を通して、杉さんが見てきた刑務所内の様子や改善点などを、政府に意見として提出する事もしばしばあります。




これはなかなかできることではない。杉良太郎といえばTBS系のドラマ「下町ロケット」で、主人公・佃航平(阿部寛)の前に立ちはだかる帝国重工の社長・藤間秀樹役に扮し、迫真の演技を見せてくれた。「さすが、スゴい役者だな」と驚いたことは記憶に新しい。 

矯正展といえば、私はずいぶん以前に買い求めた革製のベルトを今も愛用している。革靴はすでに履きつぶしたが、良質の革の感触は今も足に残っている。「600種類以上、約7千点」の製品が並ぶので、きっとお気に入りの一品が見つかるはずである。

これが最後の機会である。皆さん、この土日はぜひ奈良少年刑務所へ!

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