tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

今井灯火会(第6回)は、8月3日(土) 午後7時から!(2013Topic)

2013年07月26日 | お知らせ


今月の上旬、今井町町並み保存会の若林稔会長かいら、こんなメールをいただいた。

いつも今井町のことでは多大のご協力をいただきましてありがとうございます。今年も第6回目の今井灯火会(とうかえ)を添付の実施書に基づき、開催できる運びとなりました。つきましては皆様のお力をお借りいたしまして、事前PRをしていただきたくお願いいたします。(中略) まことに厚かましいお願いですが、よろしくお願いいたします。今井灯火会 実行委員会会長 若林稔

そして、いよいよ今年のポスターも出来上がり、若林さんのブログ梅香のつれづれ日記にアップされた。タイトルは「今井灯火会のポスターができました 一気に勢いがつきますね」である。記事を抜粋すると、
※今井町町並み保存会のホームページは、こちら

今年も重要伝統的保存地区今井町は みんなの願いを込めた灯りがともります。夕涼みにご来町ください。

1.目 的
「灯りが町を明るくします」 灯火会活動を通じてまちに一人ひとりが灯をともし、長い今井町の歴史を積み重ねてきた先人たちの徳に捧げる鎮魂と、町の安全と繁栄を願い、更に町民の親睦と、団結を深めることを目的とします。

2.実施日時
平成25年8月3日(土)午後7時~午後10時(消灯)
※点灯式 華甍(はないらか)玄関前 午後7時開始 

3.実施場所  
寺院(稱念寺・順明寺・西光寺・蓮妙寺)       
神社(春日神社)
公共施設(今井地区公民館・華甍周辺、南町生活広場、北環濠小公園)
町内各地域
国際交流センター 
合計 約6,500灯
                      
4.各会場イベント  
華甍 点灯式 午後7時から
春日神社境内 七夕飾り①幼稚園、小学校児童が作成した飾り付けを当日用意した笹に飾ってもらう。(一般参加も大歓迎します早めに来て作業手伝ってください)②なごみ会・ふれあいサロン七夕飾り(午後1時から春日神社集会所にて製作)、夜市
児童公園前・春日神社復元堀 灯籠流し(午後7時から)灯篭に願い事を書いて流してください
今井まちづくりセンター おはなしの夕べ(昔話語り聞かせ)午後7時30分から
接待 ①春日神社 午後8時~ 天川ごろごろ水を使った冷やし飴水 500杯予定(先着順、無料) ②稱念寺 午後7時30分~ 冷やし甘酒200杯予定(先着順、無料)③華甍北側(四阿=あずまや)午後7時~ 呈茶席100杯予定先着順(有料)

※雨天中止(但し、七夕・飲食行事は雨天決行。呈茶席は今井地区 公民館和室にて開催)
※本部 今井町地区公民館 ℡ 0744-25-3102
※着火ライター持参で点火にご参加は大歓迎します。浴衣で来町の方には粗品(先着100名)進呈 引き換え場所=春日神社
※組織 今井灯火会実行委員会  


今年も様々な周辺イベントが充実している。重厚な江戸時代の町屋が並ぶ重伝建の町で火を使うことには、相当、抵抗もあったことだろう。《今井町の歴史を積み重ねてきた先人たちの徳に捧げる鎮魂と、町の安全と繁栄を願い、更に町民の親睦と、団結を深めることを目的とします》とあるように、火を灯すことで住民たちの心を1つにしたい、という思いが込められている。皆さん、ぜひこの一大イベントに足をお運びください! 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文楽演目ゆかりの地を訪ねるバスツアー、12月7日・8日開催!(2013Topic)

2013年07月25日 | 観光にまつわるエトセトラ
12月7日(土)と8日(日)、「文楽演目のゆかりの地」をめぐるバスツアーを開催します!奈良朱雀高校、奈良交通とNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」がタイアップして企画しました。これに関し昨日(7/24)、記者発表を行いました。公表資料によりますと、
※トップ写真は奈良交通・広報ご担当の米田さん、ソムリエの会の亀田理事と高校生たち

奈良県立奈良朱雀高等学校(校長 松本喬様)、奈良交通株式会社(代表取締役社長 谷口宗男様)と特定非営利活動法人奈良まほろばソムリエの会(理事長 小北博孝。会員数 237人)は連携して、本年12月7日(土)と8日(日)の両日、奈良県下の人形浄瑠璃(文楽)にゆかりのある場所を訪ねる日帰りバスツアーを開催いたします(両日ともコースは同一です)。旅行代金はお1人様6,900円(昼食つき)です。



平成24年10月6日、同校のクラブである「奈良朱雀ビジネス企画部」(部員数10人)は、「人形浄瑠璃を通じた関西魅力発信のための学生アイデア」コンテスト(主催 国土交通省近畿地方整備局)で、グランプリを獲得しました。3日間かけて、奈良県内の文楽ゆかり地を巡るというツアーのアイデアです。「県下には文楽ゆかりの地がたくさんあるのに、意外と知られていない」という点に着目して企画されたものです。

このアイデアをもとに、奈良交通と奈良まほろばソムリエの会が、日帰りのバスツアーにアレンジしました。今回のバスツアーでは、「義経千本桜」「壺坂霊験記」「冥途の飛脚」にゆかりのある場所を訪ねます。昼食場所は、「義経千本桜」に登場する「弥助すし」(吉野郡下市町下市)です。案内役(ガイド)は、奈良まほろばソムリエの会のメンバーです(各日2人が現地および車中でガイド)。ツアーの途中では、奈良朱雀高校の女子生徒が飛び入り参加するというサプライズも用意されています。



お2人は、文化クラブ「奈良朱雀ビジネス企画部」の部長さんと副部長さん

奈良交通と奈良まほろばソムリエの会は、平成24年9月から「古事記をめぐるバスツアー」(全6コース)をスタート。25年4月からは、故犬養孝氏の「犬養節」で万葉歌を朗唱しながら万葉ゆかりの地を訪ねる「奈良まほろばソムリエと歌って巡ろう!大和路・万葉の旅」という日帰りバスツアーを実施中です(27年3月まで。12コース実施予定)。今後とも奈良朱雀高校、奈良交通、奈良まほろばソムリエの会は連携して、奈良の文化・観光の振興に貢献してまいります。

県下に数多くある「文楽ゆかりの地」を巡るバスツアーは、おそらくこれが初めてです。昼食場所の「弥助すし」は、創業が800年以上前という老舗。広い庭が見渡せる素晴らしいロケーションで、ここを訪ねるだけでも6,900円の値打ちはあります。「いがみの権太」や「お里沢市」の墓などは、連れて行ってもらわなければなかなかわからない場所にあります。祖父と孫娘ほどトシの違うソムリエガイドと女子高生が組むというのも、面白い取り合わせです。

クラブ活動として提案した企画が、現実のバスツアーとして実現し、生徒たちはとても喜んでいました。朱雀高校は「これ以外にもゆかりの地はあるので、人気が出れば宿泊つきのツアーも提案したい」とおっしゃっています。また「今年、国交省(近畿地方整備局)が募集している『関西の食文化』をテーマとしたコンテストにも応募します」とのことですので、ぜひ、こちらの企画もツアーとして実現したいものです。

奈良交通による募集は8月1日開始ですが、定員が計80人ですので、すぐ満席になりそうです。ぜひご注目いただき、ツアーにお申し込みください!

(7/31追記)産経新聞奈良版(7/31付)に掲載されました。記事には、

奈良朱雀高のアイデア生かした 文楽ゆかりの地、日帰りバス巡り
ソムリエの会と奈良交通 12月に運行

県立奈良朱雀高校(奈良市)の生徒のアイデアを基に、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」と奈良交通が、人形浄瑠璃の代表作「義経千本桜」など県内の文楽ゆかりの地を巡る日帰りバスツアーを企画した。ソムリエの会は「駅から遠かったり、わかりにくかったりして普段なかなか行けない場所もあります」とPRしている。

ツアーは12月7、8両日に開催する予定。8月1日から予約を受け付ける。コースは「義経千本桜」に登場する「小金吾の墓」(大淀町)や「権太の墓」(下市町)、創業800年以上の「つるべすし弥助」(下市町)などを巡る。「壺坂霊験記」の「お里沢市の墓」(高取町)、近松門左衛門の「冥途の飛脚」ゆかりの安楽寺(橿原市)なども訪ねる。

このツアーは、奈良朱雀高校の「奈良朱雀ビジネス企画部」の生徒たちが昨年企画したツアーを基にした。奈良朱雀高校の企画は、藤原鎌足の蘇我入鹿討伐を主題にした「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)」のゆかりの地を3日間で巡る内容。昨年、近畿地方整備局主催のコンテストでグランプリを獲得した。

奈良朱雀高校と連携協定を結び、バスツアーも企画しているソムリエの会が、この企画に注目。生徒や奈良交通とともに日帰りバスツアーとして再構成した。生徒やソムリエの会のメンバーがガイドする。定員は各日40人。料金は1人6900円。問い合わせは、奈良交通総合予約センター((電)0742・22・5110)。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊勢神宮と出雲大社、人気沸騰!(2013Topic)

2013年07月24日 | 観光にまつわるエトセトラ
昨日(7/23)、NPO法人スマート観光推進機構の星乃勝さんから、こんなメールをいただいた。
※トップ画像は、伊勢神宮の公式ホームページから拝借

『
地球の歩き方』が調査した「この夏の旅行先」アンケート(約2400件回答)からランキングされたものをご紹介します。今年は、遷宮年を迎える「出雲」が1位、そして「伊勢」が3位に入っています。また、
世界遺産の登録にわく「富士山」も4位と大健闘です! また、昨年1位だった「東京ディズニーランド」が12位と、著名な観光地が順位を落としているのが特徴的ですね。「沖縄」も順位を下げていますが、全体的には強い…

2013年 国内旅行ランキング
1位 出雲・大田・石見銀山

2位 沖縄の離島

3位 伊勢

4位 富士山

5位 軽井沢・佐久・小諸

6位 沖縄美ら海水族館

7位 金沢

8位 屋久島
9位 箱根

10位 伊豆



なるほど。1位の「出雲」と3位の「伊勢」は、遷宮つながりだろう。日本人はイベントが好きなのだ。土曜日(7/20)の読売新聞夕刊「経済全国便」も、伊勢神宮と出雲大社をとりあげていて、「『遷宮』重なって盛況」、(伊勢神宮の参拝者は)「1000万人超えか」、(出雲大社は)「若い女性に人気」、「パワースポット 神社仏閣が人気」等々という小見出しがついていた。

近鉄は、難波や名古屋から伊勢市を通り賢島まで結ぶ新型観光特急「しまかぜ」を走らせているそうだ。《車内はゆったりした革張りの3列シートや和洋の個室を備え、高級感のある内装に仕上げた。窓を大きくした展望車両もあり、カフェ車両では伊勢の名産品を使った「海の幸ピラフ」や「松阪牛カレー」などのメニューをそろえた。通常の特急料金に700~1000円の追加料金が必要だが、予約が取りにくい状況が続いている》。「遷宮商法」などといっては失礼だが、近鉄も商魂たくましい。

画像は島根県観光連盟のホームページから拝借

では
「遷宮」とは何か。朝日新聞デジタル(4/11付)《「常若」と「蘇り」 伊勢神宮と出雲大社の遷宮》によると、

伊勢神宮(三重県伊勢市)と出雲大社(島根県出雲市)が、そろって遷宮を迎えます。伊勢神宮は20年に一度、出雲大社が原則として60年に一度ですから、同じ年の遷宮は1953(昭和28)年以来60年ぶりとなります。

まず伊勢神宮の式年遷宮を見てみましょう。伊勢神宮には天照大神(あまてらすおおみかみ)をまつる内宮(ないくう)と豊受大神(とようけのおおみかみ)をまつる外宮(げくう)を中心に125社があります。うち内宮と外宮のほか14の別宮を20年に一度、隣接する清浄な敷地にそっくり建て替えます。62回目となる今回の遷宮は8年前の5月から一連の行事が続けられており、予算は550億円規模です。

社殿(お宮の建物)を建て替えるだけではありません。神の御装束(おんしょうぞく)や神宝(しんぽう)を奉納し、新しい社殿に神をうつす神事を行います。遷宮の最高潮の神事である「遷御(せんぎょ)の儀」は、内宮で10月2日、外宮では同5日に行われます。「常に生き生きとしたみずみずしさを尊ぶ『常若の思想』に基づきます」と伊勢神宮は説明しています。

伊勢神宮によると、690(持統4)年に内宮で、2年後に外宮で初の遷宮が行われたと伝えられています。でも、その年を起点に20年を61回足しても2013年にならないのは、中世に戦乱で中断されたからです。戦後復興期だった60年前の59回式年遷宮も、敗戦の混乱で4年先延ばしされたいきさつがあります。

出雲大社の修造遷宮はどうでしょうか。国宝の本殿で5年前から続く檜皮葺(ひわだぶき)屋根の葺(ふ)きかえなどの大改修は、ほぼ終わりました。本殿は1744(延享元)年に建てられ、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)をまつっています。工事中は仮の本殿にうつっている大国主大神を本殿に戻す「本殿遷座祭」は5月10日に行われます。その後も境内周辺の建物の改修は続き、すべての修造を終えるのは3年後。予算総額80億円に上ります。

出雲大社によると、遷宮は江戸初期の1609(慶長14)年からは、ほぼ60年に一度行われています。出雲大社が「蘇(よみがえ)りの思想」と言うように、大改修で本殿を新たにしてきました。なお、伊勢神宮の遷御の儀、出雲大社の本殿遷座祭とも、参列できるのは関係者だけ。儀式中は境内地に立ち入りできません。(編集委員・森本俊司)

うーん、なるほど。「常若の思想」と「蘇りの思想」なのだ。奈良の春日大社では、20年に一度、社殿が建て替えられる(新築ではなく保存修理)。これは建築技術の継承という観点からも重要な行事で、次は2015年(平成27年)である。本殿、中門、幣殿、直会殿など10棟が対象で、一之鳥居は平成20年に竣功している。15年には遷座祭などのお祭りも催されるというから、この年には、また1300年祭の賑わいが戻ってくるかも知れない。

神社や聖地などは「パワースポット」として、若い女性などの人気が高い。若い感性で「古社」の新たな魅力を引き出していただきたいものである。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残席わずか!天誅組入門、7月27日(土)開催!(2013Topic)

2013年07月23日 | お知らせ
いよいよ近づいてきました。7月27日(土)14:00~15:30、近鉄学園前駅北口の「パラディ南館」6階の近鉄「楽・元気」プラザで、「天誅組入門」という講話をいたします。「まほろばソムリエの深イイ奈良講座」シリーズの一環として実施するもので、受講料は500円で、電話予約が必要です。チラシは、こちら(PDF)です。

チラシには《今年は、天誅組が決起してから150年目の年です。私欲を捨て、新たな時代のために身を投げ出した若き志士たち。明治維新の先駆けといわれるこの決起の歴史的背景や隊の行動について、わかりやすく解説します》としていただきました。幕末の時代背景にはじまり、決起後の天誅組の行動を地図でたどります。


同じ場所で「やすらぎと祈りの郷 室生」の講話をされた雑賀さん(7/19)。写真はFacebookより拝借

すでに同じ場所で、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」会員で談山神社総代の雑賀耕三郎さんは7月19日(金)「やすらぎと祈りの郷(さと)、室生」という講話をされました。Facebookには《学園前パラディの「楽・元気」で「やすらぎと祈りの郷 室生」を話してきた。ちょっと前半で盛り上げすぎて、後半は駆け足、90分きっかりのお話になってしまった。「時間がコントロールできないのは練習不足」とあっちゃんの批評は厳しい》とお書きです。

 実録 天誅組の変
 舟久保藍
 淡交社

今回も、五條市や東吉野村が作られたパンフレットを無料配付するとともに、特別企画として、私が愛読している舟久保藍著『実録 天誅組の変』2,415円(税込)を、特別価格の2,000円(税込)で販売いたします(20冊限定・先着順)。

定員は40人ですが、残席はわずかです。お申し込みは、近鉄「楽・元気」生活コールセンター
0120-841-333(10:00~20:00 年中無休)
へお早めにお願いいたします!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

壷阪寺の夜間拝観は、金・土・日曜日。8月18日(日)まで!(2013Topic)

2013年07月22日 | お知らせ
壷阪寺(高市郡高取町壷阪)は、「壷阪観音」といわれる観音霊場である。お里・沢市の『壺坂霊験記』でも知られている。『奈良まほろばソムリエ検定公式テキストブック』(山と渓谷社刊)によると、
※写真はすべてお寺のHPから拝借した

正式には南法華寺、俗には壷阪観音という。大宝三年(七〇三)に佐伯姫足子入道尼(善心)が高市郡に建てた、あるいは大宝三年に元興寺の僧、弁基大徳が建立したともいう。境内から出土する白鳳期の瓦は両説の年代と一致する。平安時代には長谷寺とともに定額寺に列せられ、『枕草子』『今昔物語集』などの王朝文学にも名のあがる著名な寺になった。

嘉保三年(一〇九六)に本堂、礼堂、五大堂、弥勒堂、宝蔵、船形房、客房、小板敷などが焼失したが、これらはその後再建。南北朝時代以降は高取城を拠点とする越智氏の寺になったものの、その滅亡とともに寺も衰微した。慶長年間(一五九六~一六一五)に高取城主の本多氏によって修復がなされ、寛永年間(一六二四~四四)以後は高取城主植村氏の庇護により栄えた。
 
明応六年(一四九七)に建立された三重塔と室町時代中期の礼堂、絹本著色一字金輪曼荼羅図や鳳凰文塼が重要文化財。盲目の沢市と、その眼を治そうと壷阪寺の千手観音に通い詰めた献身的な妻お里の人情話を描いた世話物浄瑠璃「壺坂霊験記」でも知られ、眼病平癒の祈願に訪れる参詣者も多い。西国三十三ヶ所の第六番札所。



文中の「定額寺」(じょうがくじ)とは、奈良・平安時代に官大寺・国分寺に次ぐ寺格を有したお寺のことをいう。この壷阪寺が、金・土・日曜日には夜間拝観を実施している。msn産経ニュース(6/29付)「大観音石像ライトアップ 奈良の壷阪寺 7月5日から初の夜間拝観 」によると

奈良県高取町の壷阪寺は7月5日から、境内の天竺(てんじく)渡来大観音石像の開眼30周年を記念し、石像などをライトアップする初の夜間拝観を実施する。昭和39年からインドでハンセン病救済事業をしている寺は、地域振興を目的に、南インド・カルカラに石工養成施設を設立。施設で加工した石材を使い、58年に石像を完成させた。石像は高さ20メートル、重さ1200トン。



石像のほか、インドで制作された釈迦一代記の仏伝図レリーフや三重塔(重文)、多宝塔などもLED照明でライトアップする。寺は「大観音石像の足元からは大和三山が望め、奈良盆地のすばらしい夜景を楽しむことができます」と話している。夜間拝観は、7月5日~8月18日の金・土・日曜と、7月15日(海の日)に実施する。午後6~9時。拝観料は300円(高校生以下100円)。問い合わせは壷阪寺(0744・52・2016)。

壷阪寺は奈良市内の寺などと違い、山の上にあるから、奈良盆地の夜景が一望できる。これは「新名所」になるかも知れない。参院選も終わり、町もようやく落ち着きを取り戻した。金・土・日曜日の夜は、ぜひ壷阪寺に足をお運びください!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする