tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

これはうまいっ!海鮮ちゃんこ鍋/鍋屋 喜八(船橋通り商店街)

2017年01月09日 | グルメガイド
金曜日(1/6)、もと上司のM社長に「鍋屋 喜八」(奈良市芝辻町10-6)にお連れいただいた。場所は船橋通り商店街にあり、奈良県立大学へ向かう道との交差点の南西側の角地である。2012年11月開店とのことだが、全く気がつかなかった。とてもお洒落な店構えだ。ご夫婦で店を切り盛りされている。「奈良グルメ図鑑」によると、


※この写真は、リノべる株式会社の「施工事例」から拝借

船橋通り沿い、まるで料亭のような店構え。大阪の有名店、海老蔵ののれん分けという、ここのちゃんこ鍋は、伊勢エビ、カニ、鮑、牛肉など豪華な具材がたっ ぷり入る。どこか甘みも感じられる一味を入れることによって、じんわりと体がポカポカするような鍋に仕上がる。〆 には半田そうめん、スープもうまい。鍋のセットや鯖寿司、鰻の棒寿司は持ち帰りもできる。
電話番号 0742-27-0220 営業時間 17:00~ 定休日 不定休






料理メニューはとてもシンプルで、ちゃんこ鍋(2人前 8,600円)、造り盛り合わせ(1人前2,200円)、うなぎ棒寿司(1,250円)、巻寿司(650円)、〆の半田そうめん(1束 1,000円)のみ。なお「ちゃんこ鍋、寿司のお持ち帰りあります」とのこと。


この日は3人前だった

お店に入るとすでに鍋物がセットされていた。毛ガニにアワビ、伊勢エビ、牛肉などが山盛りになっている。私のイメージする「ちゃんこ鍋」とは全く違う海鮮鍋だ。まずは別注の「造り盛り合わせ」をいただいた。新鮮なネタはほのかな甘みがあって、とても美味しい。これは鍋物も、期待が持てそうだ。





途中で奥さんがたっぷりの一味唐辛子をばーっと振ってくれた。「えらいこっちゃ、こないぎょうさん入れたら、辛うて食べられへん!」と思うほどたっぷり入れる。見かけは韓国料理のへムルタン(海鮮鍋)やヘムルチゲ(海鮮チゲ鍋)にソックリの鍋になった。



グツグツと煮えてきたので、まずはひと口。おお、あんなに一味を振ったのに辛くない。ヘムルチゲなどと違いニンニクもコチュジャンもキムチも入っていないので、あっさりとした味だ。醤油ベースのツユに海鮮のいいダシが出て、そこに一味がほのかに香る。食べているうちに、体が芯からぽかぽかと温まってきた。



最後に「〆の半田そうめん」の太麺を入れて、もう満腹。奈良県はそうめん発祥地なので、徳島のそうめんではなく「三輪そうめん」の太麺を使っていただきたいし、三輪山本の「手延べ生姜めん」だと、もっとマッチするかも知れない。



それにしても、こんな美味しい鍋物は初めていただいた。海のない奈良県で、こんな豪華な海鮮鍋がいただけるとは…。これはクセになる味だ。冬場には必ずいただく定番の逸品としたいものだ。ぜひ、予約してお訪ねいただきたい。

ご主人、奥さん、有り難うございました。M社長、ごちそうさまでした!

※電話 0742-27-0220 食べログは、こちら








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夢窓庵(ミシュラン☆☆)の絶品!コース料理

2017年01月06日 | グルメガイド
昨年11月15日(火)に新築移転したばかりの日本料理 夢窓庵(むそうあん 奈良市水門町70番地7-1-2)に、年末にお邪魔した(2016年12月30日)。場所は県庁の東、知事公舎のお向かいである。


宵闇が迫る頃、お店に到着

夢窓庵にお邪魔するのは2度めである。初めて伺ったのは昨年の秋(2016年9月16日)で、まだ旧店だった。すぐに当ブログで紹介しようと思ったが、9月末で一旦閉店されると聞いたので、移転オープンされるまでお待ちしていた。秋の料理も素晴らしかったので、今回あわせて紹介しておく(写真に「秋」と表示)。



夢窓庵は奈良が初めてミシュランガイドに登場した2011年から、2つ星をとり続けている。初登場の『ミシュランガイド2012 京都 大阪 神戸 奈良』には《寡黙で実直な料理長は、同じ土地の恵みを組み合わせた料理に腕を振るう。例えば、七輪にのせて供される小鍋には淡路島の鱧と玉葱。奈良の白米は、収穫された土地の水を使い、土鍋で炊き上げる。屋号は、学生時代に感銘を受けた禅僧、夢窓国師の手になる庭園から》と紹介されている。


お店に入ってすぐのテーブル席(土間)



前回も今回も、女将(&オーナー)の田崎唱子(たざき・しょうこ)さんが付ききりでもてなして下さった。料理の専門サイトFoodionにロング・インタビューが掲載されていたので抜粋すると、


女将の田崎唱子さん。この写真のみ、Foodionから拝借

実は私、本職は造園師なんです。若い頃、修学旅行で京都の苔寺を見て感動して「こういう庭が作れるようになれたら!」と憧れました。当時、造園の世界も男性中心でしたから、女性には難しい道のりでしたが、建築会社に就職し、憧れの造園師の仕事に就くことができました。ただ、庭師などの下請けの職人さんも皆さん男性で、最初、私が現場で指示しても全然言うことを聞いてもらえませんでした。


お庭の見えるこの部屋で食事をいただいた

それでも大好きな仕事だから諦めたくない、と努力を重ねるうちに、徐々に職人さんに認めてもらえるようになり、次第に従ってくれるようになりました。そんな経験から、頑固な職人さん達とどうやって渡り合い、良い仕事をしていくのかを学ぶ経験ができて、それが今に活きていると思っています。


(秋)9月にお邪魔したときは、オリジナルぶどうから造られた無濾過生ワイン「月日星」をいただいた


(秋)ワインのラベル

そして30代の頃に「造園師として独立し一匹狼でやってみたい!」と考えるようになりました。ただ造園の仕事って数も少ないので、造園師だけでは食べていけないなと。そこで、そごう百貨店近くのビルに「味一膳」という小さな飲食店をオーナーとして始めることにしたのです。それが「造園師」と「飲食店の女将」という、二足のわらじを履く最初のきっかけとなりました。


今回はもっぱら日本酒。竹筒に入った冷酒がこんなきれいな桶とともに運ばれてきた。赤いのは柿の実



私の実家は高知で皿鉢料理の店をやっていましたが、手伝ったことも無かったですし…親からの援助もありません(笑)。とても大変でしたが、でも苦労したとは思ってないんです、お客様に喜んでもらえることが本当に好きで楽しかったので、無我夢中でしたね。そして女将の傍ら、造園の仕事も続けていました。昼は造園師として土にまみれて真っ黒になり、夜はお客様をおもてなしする女将になって…と、両極端ですが、その変身がいいんです!(笑)。


(秋)前回も今回も、こんな太いワサビをすり下ろしていただいた。香りがとても良く辛さは控えめ

私は骨董が好きなので、骨董の売り買いの資格も持っているのですが、骨董のセリ市も男性中心の現場。良い物を瞬時に判断し決断して、セリ落とさなくてはいけません。その荒々しい世界に女性の「しなやかさ」と「したたかさ」で入っていく。色気や可愛さではダメで、人の何倍も勉強して対等な関係になれるように努力し続けるんです。だからセリの現場でも「男以上やな!」って骨董屋さんのおっちゃん達が感心してくれます(笑)。


(秋)可愛いお皿に載って、刺身が登場

うちの板場を守る板長は、「味一膳」の頃からずっと変わりません。彼はなんと31年間無遅刻・無欠勤。とても頑固で素材にも一切妥協できない人ですが、彼のおかげでミシュランにも取り上げてもらえて、今の「夢窓庵」があると思っています。私はいつも「大丈夫、大丈夫!」ととてもポジティブな性格ですが、彼は「できへん、できへん」と、とても慎重派(笑)。表に出てしゃべることも苦手で、裏方に徹していたいタイプですから、私と彼とでちょうどいいバランスなんじゃないかなと思っています。






(秋)鮎が焙(あぶ)られて登場!

日本料理に合うワインがずっと欲しくて探していたのですが、イクラやウニなど魚卵系にあうワインがなかなかなくて。そんな時、ある方の紹介で山梨の山ブドウのワインを見つけたのです。すぐに問い合わせたところ「少量生産なので売れない」と言われてしまって…。普通ならそこで諦めてしまうのかもしれませんが、その方が「ワインの苗木ならば譲ってもいいよ」とおっしゃったのです。だから「自分でブドウを育ててワインを作るしかない!」と思いました。


(秋)実りの秋がイメージされている。写真左上の山ブドウでワインを醸す

そしてお酒を造る許可を得るために税務署へ行きましたが、申請がとても難しくて。許可の取得方法なんてわからないし、説明もちんぷんかんぷん。でも教えてもらわないと進まないので、何度も何度も役所へ通い詰めました。そうしているうちに、最後には役所の方も興味を持ってくださり、色々と教えてくださって…。



やっぱり本当の情熱は伝わるのだと思います。今は朝5時にブドウ畑に出て、畑仕事をしています。奈良県には残念ながらワイナリーが無いので、育てたブドウを滋賀県のワイナリーでワインにしてもらっているのですが、奈良県にワイナリーを作りたい!…という夢も持っていて、いろいろと働きかけているんですよ(笑)。



(2016年11月の)移転先は、奈良公園近くの素晴らしい場所で土地は300坪もあります。実は建ぺい率が20%しかないのですが…(笑)造園師の私にとってはそれも嬉しくて、新しい店の庭も自分で監修をして、私の庭づくりの集大成かなぁ…と思っています。




(秋)ご飯が土鍋ごと運ばれてきた。3杯もいただいてしまった!

奈良の一番美しいのはなんと言っても早朝なんですよ!朝霧にけむる、幻想的な奈良の朝の風景を見て頂きたくて、朝に店を開けて奈良名物の「茶粥」をお出ししたいということも考えています。店を朝早くから開けることは大変ですし、利益を出すのは難しいと思うのですが、この場所に店を出させていただけるのですから、奈良県に何かご恩返しができたら…という思いです。



これからの時代はしたたかさとしなやかさを備えた女性の力をもっと取り入れたいですし、現役で働いてらっしゃる60歳以上の女性の力も借りたい。新店舗の挑戦や、朝の茶粥、ワイン作り…とやってみたい夢が次々に湧いてくるので(笑)、これからも従業員の方々と共に夢を共有していけたらと思っています。



お料理はどれこれも、味はもちろんビジュアルも素晴らしい。こういうところに造園のセンスが活かされているのだろう。ワインのご苦労話も、Foodionのサイトで初めて知った。あの上等のワサビのすり下ろしは、熱いご飯に載せてお茶漬けにすれば、どれほど美味しいことだろう。お酒からメイン料理から細部に至るまで、隅々に目配り・気配りの行き届いたコース料理だった。

奈良の超一等地に場所を移され、これからは国内外のVIP客がたくさん訪れることだろう。「朝の茶粥」も、ぜひいただきたい。これからも「奈良に夢窓庵あり」を国内外に発信していただきたいものだ。女将さん、これからも大いに期待しています!
コメント (4)
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ジャイアント(韓国ドラマ)から目が離せない!

2017年01月04日 | 日々是雑感
師走に梅田へ出たついでに、ふらりと阪急三番街の紀伊國屋書店梅田本店を訪ねた。学生時代によく通ったので、今でも梅田へ出ると立ち寄りたくなる。何冊か目当ての本を買って店を出るとき、出口付近に平積みされた1冊の新書が目にとまった。藤脇邦夫著『定年後の韓国ドラマ』(幻冬舎新書)である。帯には「食わず嫌いはもったいない!韓国ドラマの全魅力。」とある。
※トップ画像は「ジャイアント」の公式ホームページから拝借

「定年後の」ということは60代のオヤジ向けだ。韓流ドラマは中高年女性向け、というイメージだったがそうでもないのか、という意外さと「今は韓流ではなく『韓国』ドラマというのか」という興味だけで、衝動買いしてしまった。奈良へ帰るまでの車中で読み出したが、これは面白い本だ。Amazonの「内容紹介」によると、

国内外のドラマ、映画を5000本以上視聴した著者は、長い余暇の相棒として「韓国ドラマ」に勝るものはないと断言する。韓国は、毎月100話近いドラマが放送される異常なドラマ大国で、視聴率が良ければ延長され、悪ければ打ち切られる。日本のようにキャスティングありきの安易なドラマ制作は許されず、脚本が優れた本物の作品のみが生き残る。

最高視聴率64・5%を記録した「砂時計」や、韓国ドラマの全ての要素が完全に内包された「ジャイアント」を見れば、その凄さが必ず分かるはずだ。本書ではその魅力を「韓国ドラマベスト50」と共に余すことなく語り尽くす。


 定年後の韓国ドラマ (幻冬舎新書)
 藤脇邦夫
 幻冬舎

結論からいえば、著者の一押しは「ジャイアント」と「砂時計」ということになるのだが、「正月休みにでも見てみるか」、という軽いノリで、まずは「ジャイアント」のDVD2枚を借りてみた。全60話のうち1~4回分が収められている。見だしたところ、これは面白い!日本では過去にBSフジ、テレビ東京、KBS京都でも放送されたということだが、全く知らなかった。KBS京都の「全体あらすじ」によると、

1970年、釜山。12歳のガンモは貧しいながら、両親と兄妹と共に幸せに暮らしていた。そんなある日、金塊密輸の情報を知った軍保安部隊長チョ・ピリョンは、金策に奔走する万宝建設社長ファン・テソプを誘い込み金塊奪取計画を実行する。何も知らず計画に巻き込まれてしまったガンモの父デスは、ピリョンに射殺されてしまう。兄ソンモが事件を目撃したことから命を追われる身となり、幸せだった一家は逃亡を余儀なくされる。

途中で母は事故で命を落とし、兄妹は生き別れになってしまう。その後、ソウルで靴磨きをしながら一人で生きていたガンモは、客として出会ったテソプの危機を救ったことから一家に引き取られる。学校にも行くようになるが、同じクラスになったピリョンの息子ミヌはガンモを見下し、二人は対立していく。一方、逃亡中に米軍に助けられたソンモは、そこで皮肉にも再会したピリョンの信頼を得て部下となり、復讐の機会を窺っていた…。


冒頭の4回では、命をねらわれる兄ソンモと、幼い弟・妹たちがけなげに生きる様子が紹介され、おもわず落涙してしまった。『定年後の韓国ドラマ』には「このドラマには期せずして、韓国ドラマのすべての要素が詰め込まれているといっていい。筆者は60代オヤジが初めて見る韓国ドラマの代表昨として、いつもこの作品を推奨している」とあるが、それは納得した。

当初予定は全50話(NHKの大河ドラマと同じ)だったが、好評につき10話追加されて60話になったという。私の場合「長い余暇」というわけではなく、これから何日かかるか分からないが、空き時間を見つけてせっせと視聴したいと思う。皆さんも、よろしければ…。
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宝蔵院流槍術「狸汁会」(第15回)/1月7日(土)開催!(2017 Topic)

2017年01月02日 | お知らせ
今年も宝蔵院流槍術(ほうぞういんりゅう・そうじゅつ)の「稽古始」と「狸汁会」(たぬきじるえ)が1月7日(土)に開催される。宝蔵院流槍術のHPによると、
※写真はすべて昨年(第14回)の模様。宝蔵院流槍術のFacebookから拝借

第15回 宝蔵院流槍術「狸汁会」
宝蔵院では、流祖・胤栄(いんえい)師より歴代、稽古始において伝習者へ「狸汁」を供することが伝統として伝えられていました。宝蔵院流槍術は、幕末の名奈良奉行・川路聖謨(かわじ としあきら)の日記「寧府紀事(ねいふきじ)」の記述に基づき、伝統の「狸汁」を復活させ、今年も第15回目となる「狸汁会」を開催させて頂きます。狸汁とは、歯ごたえが似ているところから蒟蒻(こんにゃく)を狸肉に見立てた冬野菜たっぷりの精進料理です。450年伝統の歴史の味「狸汁」を是非ご賞味下さい。



日 時 平成29(2017)年1月7日(土)12:00~
狸汁会 参加無料(先着200名)
会 場 奈良市中央武道場前(雨天の場合:道場内会議室)
    630-8108奈良市法蓮佐保山4丁目1-2 TEL.0742-26-1060
    車は陸上競技場前駐車場にお駐め下さい。



稽古始 1月7日(土)10:00~12:00
観 覧 自由・無料
会 場 奈良市中央武道場



宝蔵院流槍術では一年の始動として、例年正月第1土曜日を「稽古始」としています。厳寒の中、第二十一世宗家 一箭順三による年始挨拶の後、伝習者約50名が460年以上に亙り引き継がれてきた槍合せの型35本の全てを一般の観覧者に披露いたします。特に伝習者総員による一斉稽古は圧巻です。伝習者は20歳代から70歳代まで幅広い年代層からなり、近年では日本のみならず、ドイツ、カナダ、スイスなど海外各国からも入門者を迎え国際色豊かになりました。




順序としては「稽古始」があって、そのあと「狸汁のふるまい」があるのだが、いつの間にか狸汁のほうが有名になってしまったようだ。なお奈良宝蔵院流槍術保存会(会長:花山院弘匡 春日大社宮司)では、長尺で無節の稽古槍(樫の木を使う)を作るため、山林を購入し、樫の苗を植える活動を行っている。

協賛金は「個人1口:5,000円」「企業1口:10,000円」で、随時受け付けている。メール等で「住所・氏名」を連絡すると、「趣意書」と「振込用紙」が送られてくる。その振込用紙で振り込むと、手数料は無料になるそうだ。こちらへの協力も、ぜひお願いしたい。

※メールアドレスは、こちらのHPのメールのマークをクリックして開く。または TEL・FAX.0742-44-9124 郵便振替口座 00920-4-185560(奈良宝蔵院流槍術保存会)
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あけましておめでとうございます!2017年 元旦

2017年01月01日 | お知らせ

tetsudaブログ「どっぷり奈良漬」ご愛読者の皆さま、あけましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
※トップ画像は「楽々はがき2009」より

今年は丁酉(ひのと・とり)年。丁は「火の弟」とも書き、火の意味ですし、酉は金属を表します。何か物騒なことが起きる年のようですが、家内安全を願いたいものです。

昨年の元旦、当ブログに「飲みに行かない」「ガイドはしない」と書きました。NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」に対するオーダーが増え、何かをセーブしないと十分な睡眠もままならず健康を害するのでは、という気になったからです。

「飲みに行かない」宣言は効果てきめんで、それまでの週1~2回の飲み会が、月1~2回に激減し、フトコロも体も潤いました。「もっと早くから宣言しておけば良かった」と思ったほどです。

「ガイドはしない」はなかなかそういうわけには行きませんでしたが、例年よりは少なくなり、さほどの負担とはなりませんでした。また昨年の途中からはムリを申し上げて会社勤めを「週3日勤務」から「週2日勤務」に変更していただきましたので、NPOの活動に取り組む時間が増えました。しかし、やはり時間に追われる生活が続き、今年も何かをセーブしなければ増え続けるオーダーに対処できない状況にあります。

そこで決めました。当ブログの更新(投稿)を「原則として月、水、金の週3回」にするここといたします。これまで毎日更新していましたが、これが相当な負担になっていました(旅行で留守になる時などは、あらかじめ何日分か書きためてタイマーセットしていました)。Facebookも、それにならいます。

ネタは十分ありますし心残りではありますが、まずは今年1年、これを試行してみたいと思います。その分、内容は濃いものにしたいと。

ともあれ皆さん、お互いに健康には十分留意して、激動の丁酉年を乗り切りましょう!






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