鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

カワニナの異変

2008年11月19日 20時02分29秒 | 随筆或いはエッセイ

一昨日からカワニナの大が変だ。ガラス壁からすとんと落ちた状態で寝転んだままになっている。寝転んだまま吸盤足を中途半端に縮めてじっと動かないことは度々ある。長すぎる転がり時間なのだが死んではいない。見慣れないものをべろりと出している。

外骨格のものが成長するときには殻を脱ぐ。エビだってカニだって脱皮をする。ヤドカリは大きいサイズの家に引越しをする。ところが貝の類は、徐々に殻を大きくして成長するのだ。ネットで調べてみると、どの貝も螺旋を描いて殻を成長させ、その螺旋は対数螺旋と言うらしい。

このべろりと出ているのが何なのかを探ろうとネットで見るのだが、根気がなくて探せない。そこで色々の可能性を考えるのである。

①餌を食べ過ぎて肉が殻からはみ出してしまった。元に戻そうと絶食中。メタボリックカワニナ。
②急激な天候異変の寒さにパニックになっている。ヤケクソカワニナ。
③殻から出てみたら、あまりの快適さにうっとり状態。引きこもりの逆バージョン『出ずっぱり』
④殻の螺旋巻きを増やして成長するには型が必要。べろりと肉を出してその表面からカルシウム分を滲出させ殻の形成中。
⑤ダイダイ色のぶつぶつは卵胎生の稚貝で、普通なら一度にこんなに孕むことはないのに超多胎児状態になった。結果、しんどいから体外に出して成り行きに任せている。


以上どれかが当っているだろうか?
どうも情緒に流れ勝ちなので真面目に受け取ってもらえないかも知れないけれど、けっこう大真面目です。

コメント (7)
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