鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

『BABY IN CAR』のこと

2009年04月02日 21時22分41秒 | 随筆或いはエッセイ
乗用車の後部窓ガラスに「BABY IN CAR」「赤ちゃんが乗っています」というステッカーが貼られているのを見ることがある。手のひら型の切り抜きががバイバイするように横に揺れる飾りが吸盤でくっついていたりする。

かなり前に、あるバラエティ番組で、結婚適齢期を越えていることを気にしている感じの女性タレントが、このことを憎らしそうに話して「だから何なのよ!」と一人ツッコミをしてみせた。「あんた嫌われるよ」とすかさずゲイのタレントがツッコんでいた。

赤ん坊が乗っているということを後続車に知らせるというのは、「私たちは大切に保護されるべき弱者です」ということなのだろうか。赤ん坊を想像させることで、父性なり母性なりを呼び起こし気持を和ませようという癒し効果を願っているのか。追突防止というか、防衛策なのだろう・・・な・・一応。

このステッカーを見ると前記のタレントの事をいつも思い出す。『私たちは誰からも祝福されるべきだ』という無邪気さにどうしようもなく腹立たしくなる人もけっこういるんだよな・・・と。

またまた、なんてこともないことを、しかもかなり前に少しメモしておいたものを、持ち出して書いてみた。昨日、ステッカーを貼った車を目撃したので・・。

コメント (4)
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