鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

下痢のこと

2010年01月21日 06時56分13秒 | 健康ネタ

子どもの頃によく下痢をした。母方は丈夫で長生きだが、父方は虚弱短命体質だ。とはいえ部分的に分析すれば、母方は心臓と内臓は強いけれど脳血管が弱く、父方はボケないが癌体質で心臓も内臓も弱い。もっと分類すれば色々あるだろうけれど、とりあえず私は双方のいいとこ取りをしているか、その逆か、そこそこかと考えると、そこそこの下くらいの気がする。

昨夜下痢をした。すこし暴飲暴食をした。といってもアルコールを飲んだわけではなく、ちょっと多めにおやつを食べ、夕食は多すぎて脂っこいおかずを残してしまったという程度。私の下痢は子供の頃から原因不明がほとんどだ。家族全員が下痢をしたなら原因は特定できようが、子供の頃から今に至るまでそういう経験はない。突発個別なんである。どうもいつだって個人的事情のようだ。

下痢もいろいろと種類がある。昨日は2回トイレにかけこんだ。私のウンコタイムは毎日の読書タイムでもある。今は長編を持ち込んでいて毎日2ページ読むのがせいぜいだけれど、前の日に読んだ1ページ分を読み返さないと繫がらない。小学校の家庭科で習ったことがある半返し縫いのあんばいだ。昨夜の突発時も眼鏡と本を一応持ち込んだものの読めなかった。

とにかく痛かったんである。トイレで腹が痛むたびに、子どものころを思い出す。母親にうったえると、どういう痛さか、どういう便の出方だったかを必ず聞かれた。そしていつも三光丸という苦い富山の丸薬を呑まされた。歯痛もそうだが腹痛も耐え難いことがある。我慢できずに自分の歯を撃ちぬいた人間がいたそうだが、昨夜の私はトイレで自分の腹を撃つイメージを描いた。衝動的回避行動としては最悪のシナリオだが切羽詰るとこんなことも考えるんだな・・・と思った。

2回で今回は出し切ったようだ。そしてその後は絶好調になる。まず第一に時々感じる手足のむくみがなくなる。頭痛があった場合はそれが消える。不整脈がちのときもそれがなくなる。何しろトイレでの痛みを乗り越えさえしたら、体調は完璧になって、たいていいつも爽やかになるのだ。

実家で飼っていた犬は、昔のことだからほとんど放し飼いだったのだが、ときどき草を食べては吐いていた。自分で体調管理の胃洗浄のようなことをしていたのだろう。私はめったに吐かない。吐くほどにアルコールを飲むことだって30代前半位までだったか・・・。痩せの大食いだったから今でも比較的大飯食らいだけれど、吐くのは性に合わない。もったいないのだ。でも下痢は大歓迎。事後の爽やかさは何物にも代えがたいのだ。今朝は爽やかに早起きしてこれを書いている。だからどうした・・・という何の教訓もないウン小話。

コメント (5)
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