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先日、アルゼンチン対韓国戦の中継を観た。レベルの違いというのは、こういう事ね・・と思った。アルゼンチン選手のドリブルの巧さたるや、ボールと足先が何十センチかのヒモで繫がってるのかと思うほどだった。相手にファールすらさせない巧さがあった。それにあの胸周りのごつさ。メッシをはじめ背の高い選手は少ないのに、ボールキープ力が優れていて人の目を集めるからなのだろうけれど身体がやたら大きく見えた。
今日、日本チームがW杯初勝利をあげた8年前のロシア戦を、テレビでやっていた。あの当時の日本チームが先日のアルゼンチンチームと戦ったらどうなるかとイメージしてみた。今回の韓国は1対4だったけれど、きっと2対8程の大敗だっただろうと想像した。当時の日本チームは何しろファールが多い。無理な突破を図って転ばされては、ファールをもらえたかと審判の顔を仰ぎ見る。なさけない。
さて、今日のオランダ戦だ。今や日本チームだってドリブルの巧い選手はいくらでもいる。胸板は薄い分、横にすり抜ける素早さがある・・・のか!!? 速さだって、オランダの長身選手に混じって小回りのあるダッシュをするだろう・・・と思いたい。胸を借りるつもり、などと卑屈になることはない。FIFAランキングトップ10のフランスだって、イングランドだって、ドイツだって、イタリアだって、ポルトガルだって、スペインだって今回のW杯では苦戦してるのだ。大きな試合ではときどきミラクルが起きるのだから。
胸を借りるなどという大相撲用語はいま使うと縁起が悪い。日本国技のSUMOUレスラー達に流行っていたのは、公認のトトカルチョじゃなかったんだからして。横道にそれた。とにかく強い精神力でやって欲しいと思うんである。前回のW杯で引退した中田が、今や日本チームのワントップの本田と対談している番組を観たが、その時の中田の言うことが印象深かった。日本チームは意識を強く持てない選手が今まで多かったのだ。今回は違うと思いたい。ファールだってなんだっていいから遮二無二やっちゃって下さい。レッドカードだけは気をつけてね。などとあと2時間を切った中継を待ちながら、柄にもなくこんなことを書いてしまった。待ち遠しい。
画像は、デンマーク対カメルーンの戦いに縁もゆかりもないカメリアのウンコと脱皮片。つい先日は咽喉が変な動きをしていたので、ミネラルウォーターにイソジンを溶かして浸した。イソジンといっても韓流ドラマの人気スターの事ではない。今日は期待で口が滑ること多々。