春はそこら中に見え始めたが、冬だってまだ寒々と居続けている。
完全に葉を落とした生垣や壁の蔦は、死んだふり状態なのか、朽ち果てる途中なのか分かりにくい。
ツンツンと芽の兆しでもあれば良いのだけれど、萌えだす気配がない。
この生垣は枯れたのだとしたら、せっかくのオブジェだから人工的な装飾でもしたらどうだろう。
黄色いラッカーなんぞを吹き付けてポップにしたら・・。
蔦の方は、根をちょん切られているのかも知れない。
以前、甲子園球場のシンボル的な蔦が根元で切られてしまうという事件があった。
この蔦は、どういうことでメビウスの輪のような伸び方になったのか。
次にここを通ったときに、若葉が吹きだしているとよいのだけれど。