わが家の申しわけ程の庭に春を告げる一番手は福寿草だけれど、二番手は鈴蘭水仙。
福寿草はしっかり上向きに見て見てという雰囲気なのに対し、鈴蘭水仙は清楚にして内気の風情で俯くばかり。
撮るのも少々はばかれるというのか、汚れてしまったわが身を恥じながら遠慮がちに撮った。
それにしても水仙だからきっと猛毒があり、ニラと間違えて食ったりしたら大変なことになる。
田舎から昨年秋に椎茸を収穫できたホダ木を3本持ち帰って日陰に置いていた。
いつの間にか春椎茸が覗き始めていて、ナメクジが這ったキラキラの筋が何本も見られた。
すでに小さな傘が少しかじられていたので、水をジャージャーかけて清め、玄関内に入れた。
これからは毎日、外の散水栓に持ち出してはシャワーを浴びせてやり、椎茸の成長を見守る。
田舎のホダ木は、まだ1.5mほど積もっているという雪の下。
昨年は雪のない冬で春が早かったが、今年は正反対でなかなか帰省もできない。