里芋を植えている田に沿ってU字溝の農業用水路があり、その向こうに他所の放置された池がある。
錦鯉を飼っていた持ち主は亡くなり全くの放置状態。
三つの池があったのだが、その一つは水が抜けて、雑草のジャングル化している。
水があれば、陸の雑草は育たないので、一応水を張ってあるという格好になっている。
そうなると、いわゆる自然のビオトープになっていくので、ヒトのものだけれど、だんだんと変わっていく水生植物の植生を注目している。
今年から見たことのない花が咲き始めたので調べてみたら、聞いたこともないミズオオバコ(水大葉子)だった。
以前はどこにでもあったのが絶滅危惧種になってしまったそうで、わがビオトープに進出するのもそう遠くないと思われる。
庭石の上を這うニホントカゲ(日本蜥蜴)を撮ることができた。
ニホンカナヘビ(日本金蛇)と同頻度で目撃するけれど争っているのは見たことがないので、穏やかに共存しているようだ。
青銅色の長い尾は、いざ何かに襲われた時はどこからでも自切できるのか、それとも場所は決まっているのか。
彼らの捕食者は、空からはカラス(鴉)、モズ(百舌鳥)、地上ではネコ(猫)、タヌキ(狸)あたり。
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