鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

立つということ

2025年01月31日 11時20分44秒 | アングル






物を立てる場合は大抵真っ直ぐを目指すわけだが、諸般の事情で垂直に立ったままでいられることは少ない。
インフラで1番身近に目立つ設備の電柱は、電線が支え合うので少しくらい傾いていても不安を感じることはなく当たり前のものとしてある。
電線を張る時は気温による伸び縮みを計算して、その土地とちの工事時の温度に合わせた張り方(弛ませ方)が決められているのだろう。
車窓から観る電線が電柱を過ぎると下がっていき、また上がっていき、電柱で最高点に達すると同時にまた下がっていく波を、飽くことなくぼんやり観続けることがよくあった。
そのはずが、ベトナムのハノイから南下する列車の旅では、電線がぴんと張られていて少しも上下しないのが驚異的だった。
冬だったから縮んでいたのだろうけれど、戦争からの復興途中だったから、遊びをもたせることもなく少しでも節約した結果だろうと思ったものだ。
ただいまの日本列島は寒波襲来中だけれど、電線はゆとりを持って弛んでいて電柱も傾いたままだ。
スマホの構え方でも傾いて写るので、ゴルフ場敷地に最近建てられた携帯電話中継電波塔が真っ直ぐ立っているものとみなして修正した。
1枚目は昨夕に、2枚目はただいま記事内容に合わせるために撮ってきた。

散歩コースの中継地になっている古い神社の境内に三又の樹があった。
台風で倒れるとしたら、私の立ち止まった参道方向しかないだろうという気がする。
風の強い日に参道を通るのは要注意だ。
切り倒すにしても、何かに利用するにしてもやりにくいだろうと思ったり、いっそのこと5本に分かれていたら名物になったかもしれないのになどと思ったり。
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