鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

ナマコ(海鼠)を調理する

2025年03月10日 09時52分30秒 | グルメ






漁業を営む親類からナマコその他の海産物プレゼントが送られてきた。
ナマコは今までに数回、酢の物ほんの少々の小鉢入りを食べたことがあるだけのもの。
ただ、中華洋食両方提供するレストランの厨房でアルバイトをしたことがあり、その時に大量のナマコを見たことがある。
水を張った大鍋に浸してあったのだが、干しナマコを戻している途中だったのだと思われる。
クール便でやって来たので、とりあえずYouTubeから捌き方を学ぶ。
尻と口を切り落としてから、腹を裂き内臓を取り除く。
プラザルに入れて塩をかなり掛け、3分ほどザルの中で踊らせて篩(ふる)うようにということでやってみた。
すると、表面からドロドロヌルヌルが分離して体は半分くらいに縮んだ。
それをまたタワシでこすりヌルヌルを洗い落とすようにしたら下処理完了。
ナマコは相当硬いのではないかと思ったが、意外に包丁でスカスカと切れる。
切るのと味付けは任せて、次はコノワタ(海鼠腸)作りをする。
いい加減に観たのを思い出しながらやったので、砂が混じったかも知れない。
腸は口の方が体に付いている状態で下の方へしごくと砂混じりの内容物が抜けるらしい。
でも、内臓を全部一緒くたにしてしまったので、上下がわからなくなり、なかなかに面倒なのであった。
結果、ナマコの酢の物は、コリコリしても噛み切れないことはなく意外に柔らかくて味わい深く最高の味だった。
ナマコは、体全体がヌルヌル成分を凝縮した軟骨でできているのではないかという印象。
1匹分を3人で昨日の2食に食べたので、後は冷凍にしてある。
珍味が保管してあるというのは随分と裕福な気分になるものだ。
コノワタは塩を振ってかき混ぜ、冷蔵して、水が出たら捨て、またかき混ぜるのを3日ほど繰り返して出来上がるということで、先が楽しみだ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 昨日の山科川で観た鳥たち | トップ | サザエ(栄螺)のカンカン焼... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

グルメ」カテゴリの最新記事