エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

読書の冬

2006-12-21 | 日々の生活
 芸術の秋、秋の夜長の読書、食欲の秋、スポーツの秋。秋は、何をするにも、精神的にも肉体的にも快適な季節なのだろうか。でも、冬も何となく時間的にゆとりのある魅力的な季節と思う。だから、本もよし、芸術鑑賞にも良いと思う。
 部屋の暖房も快適とまでは行かなくても、少し寒いくらいの方が頭の回転には良いようだ。読書週間も秋に設定されているようだが、これからの寒い季節、少し本に時間をかけてみようと思っている。

 市の図書館は、多少時代遅れの環境空間ではあるが、欲しい本は普通に揃っている。問題は読書に振り向ける時間と、意欲だ。幸いどちらも揃っている。自分の楽しみのための読書がしたいと思う。
 2週間に8冊の貸し出し可能だ。孫たちの絵本も有り余るほどあるし、定期的に通ってみたい。
 
若者は本を読まないようだ。余暇には、ビデオ、DVD、CDのレンタル、ゲームなどに費やすのだろう。あとは携帯でメールか。ますます本は読まれなくなっているに違いない。読書によって得られるものは大きいし、若者の読書離れを憂えている。だから、今の若者には、まず読書の習慣が欲しいと思うが、読書のすすめなどはもう面倒だ。

春から秋まで費やしや自然の中での時間が、かなり空いてくる。冬の自然の良さを楽しみ、少しゆとりのできた時間を読書に振り向けてみたいと思っている。