エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

恐竜劇場を見る

2006-12-22 | 日々の生活
 午前中の仕事から帰るママを待って、孫たちを連れて新潟県立自然科学館へ向かった。(12/21(木))
4歳の孫は、一時期は怖がっていたのに最近、恐竜にことのほか興味を持っている。そっくりなミニチュアで遊んだり、恐竜図鑑をみていろいろ聞いてくる。かなりの種類の名前を覚えている。 どんなことにも「なんで?」「どうして?」と言う質問をして、着実に知識を増やしていく。頼もしく思えるが、なかなか分かるように話すのも難しいことだ。
多少の疲れは仕方ない、孫のため、これほどの関心を示している恐竜に会いに行く羽目になった。磐越高速道で1時間、平日で館内はがらんとしていた。
 
お目当ては、「親子恐竜マイアサウラ劇場」だ。3時からの約15分、大きなビデオスクリーンを見ながらチィラノザウルスや、トリケラトプスの模型が動いたり、ほえたりした。2歳半の孫は多少怖がりながらも興味深く見ていた。
椅子の前には恐竜の卵や、歯の化石模型が置いてあり、触りながら視聴した。
他にも化石や隕石などは現物を手で触れるようになっていて、子どもたちの興味・関心はより高まると思った。  

 「生活を豊かにするロボット」のゾーンでいろいろなロボットを見た。
孫たちは、メンタルコミットロボット「パロ」と 猫型コミュニケーションロボット「ニャーミー」に釘付けになり、かなりの時間離れずに触れあいを持った。実にかわいいロボットで、大人も大いに癒された。
 孫たちの、かわいいものを見るあの穏やかな眼差しを忘れることができない。孫とアザラシ、猫とのほほえましいやりとりをしばし見つめた。
約1時間の忙しい見学であったが、この小さな子どもたちには、何物にもまさる貴重な体験となったに違いない。
 帰りに売店で、精巧な40分の1のミニチュアの土産を奮発してやった。


*** ネットの「パロ」の解説 ***
「メンタルコミットロボット」は、人と共存するロボットで、かわいいや心地良いなど人からの主観的な評価を重視し、人との相互作用によって、人に楽しみや安らぎなどの精神的な働きかけを行うことを目的にしたロボットです。
パロは、タテゴトアザラシの赤ちゃんをモデルにしています。パロは、このタテゴトアザラシの赤ちゃんのように、柔らかで、さわり心地の良い人工毛皮で全身を覆われ、体にもやわらかさがあります。
 パロには、視覚、聴覚、触覚、運動感覚などがあり、ふれあう人や環境の状況を感じます。光の変化を感じたり、名前を学習したり、挨拶や褒められる言葉などを理解したり、なでられたり、叩かれたり、抱っこされたりすることを感じます。このような人とのふれあいから、パロにも心や感情があるかのように内部の状態が変化し、反応の仕方が変わったり、鳴き声を出したり、飼い主の好みの行動を学習したりします。パロの鳴き声は、本物のタテゴトアザラシの赤ちゃんの鳴き声をたくさん使っています。
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