エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

藤沢周平記念館が開館

2010-05-12 | 文芸
 
  【今朝のヒヨドリ   庭のえさ台に来るヒヨドリを飽かず眺めている。】

 ふるさと鶴岡に藤沢周平記念館ができた。文藝春秋6月号に、記念館の開館の様子がグラビアで載っていた。また、児玉 清×杉本章子×遠藤展子の対談記事「藤沢周平この三作」もあった。さわやかな藤沢作品が浮かんできた。
本棚から、以前に求めた「藤沢周平の世界展の図録」を取り出し、ひと時藤沢周平に浸った。藤沢周平の作品はいい。いつも「凛として生きる人間」が描かれている。
 何年か前に、「蝉しぐれ」が映画化され、在りし日の『海坂藩』を訪ねたこともあった。
 鶴岡へは3度行ったことがある。一度は芭蕉の足跡を訪ねたおり、また、出羽3山を巡ったとき、そしてもう一度は藤沢周平のエッセイに書かれた作品の源郷としての、美しい荘内の風土、歴史に触れたかったからだ。清らかなさわやかなイメージがある、山紫水明の地だ。
 ここまで書いたが、昔のブログでも同じようなことが書かれていて、一人苦笑いをしている。
(参)拙ブログ 「魅力の藤沢周平」(2008-05-13)
        「藤沢周平の世界」(2006-12-11)


 これからも、まだ読んでいない作品もたくさんあるから、楽しみだ。ゆっくり、すべてを読んでみたいと思っている。また、いつの日か訪ねたい記念館を想像している。 


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