ニホンカワトンボ ♂
久々に雨の上がった里山へ行った。
例年より2週間遅れで、沢山のウスバシロチョウがたおやかに舞っていた。
木漏れ日がさわやかな雑木林を歩いた。ところどころにフジの花が垂れ下がり、足元には青いホタルカズラがさわやかに咲いていた。
羽化してのウスバシロチョウ
かわいいホタルカズラ
このあたりの、山沿いを流れていた小川が、昨年秋口からの大工事でコンクリートの用水路に変わった。小川を囲む、雑木林がかなり倒され、かなり奥の方まで林道ができていた。どうも、この先は市で開発している丘陵の工業団地へつながっているような気がした。
ここはよくクワガタがいたり、キチョウやオニヤンマがいつも印象に残るポイントだったが、多くの虫たちにとって打撃だろう。これも自然環境の破壊だ。
流水性のトンボ類が心配だったが、ヒラヒラとカワトンボが飛んできた。金緑色の胴体
が輝いて美しい。なかなか警戒心が強く近づけなかった。
これまでカワトンボと思っていたが、福島県ではニホンカワトンボだけが分布するようだ。
サイト「日本産トンボ標本箱」 【http://www.odonata.jp/03imago/Calopterygidae/index.html】には、カワトンボについて
*************************
カワトンボ属のニホンカワトンボについては,前縁部から翅室4~5列程度の不透明斑を持つ橙色翅型♂(カワトンボで翅室2列程度の不透明斑を持つ橙色型♂がある)
および橙色のはっきりした淡橙色翅型♀は,翅の特徴で他種と区別できる.
また東北地方と北海道にはカワトンボが分布しないので,この地域の橙色翅型♂および透明翅型の♂♀はニホンカワトンボとしてよいであろう.
*************************
最近のDNAの塩基配列の解析結果と名前の混同を避けるため2007年に呼び名が変って、
ニシカワトンボが、「カワトンボ」に種名変更され、オオカワトンボとヒガシカワトンボがニホンカワトンボと呼ばれることになったそうだ。
まだイトトンボ類を見ない。いよいよトンボの発生する時期を迎えた。 (2010.5.25)
ニホンカワトンボ♀?
カラスノエンドウにキアゲハ
ツバメシジミ
久々に雨の上がった里山へ行った。
例年より2週間遅れで、沢山のウスバシロチョウがたおやかに舞っていた。
木漏れ日がさわやかな雑木林を歩いた。ところどころにフジの花が垂れ下がり、足元には青いホタルカズラがさわやかに咲いていた。
羽化してのウスバシロチョウ
かわいいホタルカズラ
このあたりの、山沿いを流れていた小川が、昨年秋口からの大工事でコンクリートの用水路に変わった。小川を囲む、雑木林がかなり倒され、かなり奥の方まで林道ができていた。どうも、この先は市で開発している丘陵の工業団地へつながっているような気がした。
ここはよくクワガタがいたり、キチョウやオニヤンマがいつも印象に残るポイントだったが、多くの虫たちにとって打撃だろう。これも自然環境の破壊だ。
流水性のトンボ類が心配だったが、ヒラヒラとカワトンボが飛んできた。金緑色の胴体
が輝いて美しい。なかなか警戒心が強く近づけなかった。
これまでカワトンボと思っていたが、福島県ではニホンカワトンボだけが分布するようだ。
サイト「日本産トンボ標本箱」 【http://www.odonata.jp/03imago/Calopterygidae/index.html】には、カワトンボについて
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カワトンボ属のニホンカワトンボについては,前縁部から翅室4~5列程度の不透明斑を持つ橙色翅型♂(カワトンボで翅室2列程度の不透明斑を持つ橙色型♂がある)
および橙色のはっきりした淡橙色翅型♀は,翅の特徴で他種と区別できる.
また東北地方と北海道にはカワトンボが分布しないので,この地域の橙色翅型♂および透明翅型の♂♀はニホンカワトンボとしてよいであろう.
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最近のDNAの塩基配列の解析結果と名前の混同を避けるため2007年に呼び名が変って、
ニシカワトンボが、「カワトンボ」に種名変更され、オオカワトンボとヒガシカワトンボがニホンカワトンボと呼ばれることになったそうだ。
まだイトトンボ類を見ない。いよいよトンボの発生する時期を迎えた。 (2010.5.25)
ニホンカワトンボ♀?
カラスノエンドウにキアゲハ
ツバメシジミ