透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

続「中公新書の森」

2009-06-23 | A 読書日記
 前稿で取り上げた「中公新書の森」、大変好評のようですね。中公新書ファン、川上弘美ファンとしてはなんとか入手したい、と思っています。今日、某書店に電話でお願いしました。



いつ頃までかは、分かりませんが、昔の中公新書には透明のカバーがついていました。長谷川 尭さんの『建築有情』も透明のカバー付きです(写真はカバーを外して撮りました)。昭和52年7月に再版された本です。もう30年以上も前に読んだことになります。

今、この本を読んだら、どんな感想を持つだろう・・・。『のぼうの城』を読み終えたら、読んでみようと思います。

このブログの過去ログを見て、何回も中公新書を取り上げていることが分かりました。既に書いたことですが、内容の充実度では他の新書を大きく引き離していると私は思います。でも中公文庫はほとんど取り上げていません。読んでいないんです。

ウイスキーはサントリーなのに、ビールはアサヒかキリン。新書は中公なのに文庫は新潮か文春。何故なのか、理由はよく分かりません。

「中公新書の森」 

2009-06-23 | A 読書日記
 中公新書(←過去ログ)が通巻2000点を越えたそうですね。今日、23日の朝刊の文化欄に紹介記事が載っていました。



自室の書棚に並ぶ中公新書には、こんなタイトルのものもあります。学生のときに読んだ本です。よく覚えていませんが『美の幾何学 天のたくらみ、人のたくらみ』は繰り返しの美学に通ずる内容だと思います。昔から関心があったようです。

『近代絵画史 ゴヤからモンドリアンまで』この本の帯には**近代の西欧美術を概観して最もスタンダードな“読める”通史**とあります。忘れていましたが、少しは美術史の本を読んでいたようです。

新聞記事によると編集部では通巻2000点を記念して『中公新書の森 2000点のヴィリジアン』という冊子を作成したそうです。

この冊子に川上弘美さんのエッセーが収録されていることを記事で知りました。入手しなくてはなりません。