090616撮影
■ 名古屋駅前、モード学園スパイラルタワーズ。このランドマークなタワーについては建築雑誌「建築技術」の08年7月号に詳しい。
ドレスをまとったような柔らかな曲面をつくるカーテンウォールの設計、施工。高度な構造解析・・・。
**時代の先端を行き、お互いに切磋琢磨し合う学生達の溢れんばかりのエネルギーが、からみあいながら上昇し、社会に羽ばたいていく様**を表現しているのだそうだ。
技術的にクリアしなくてはならない問題が設計段階から施工段階まで次から次へと出現したことだろう。
日本で最初の超高層、霞が関ビルからおよそ40年、こんなデザインまで出来るようになったのか・・・。
でも技術的に実現可能ということとデザインの必然性とは当然異なる。
県境の村 小谷にて 090615
■ こんな急斜面にも棚田があるんですね。田植えも稲刈りも大変でしょうね。この地で生きるという強い意志を感じます。
棚田のある風景に魅せられる人は多いですね。カメラマンにとって棚田は絶好の被写体ですね。夕焼け空を写すピンク色の棚田、青々と苗の育った夏の棚田、実りの秋の黄金色の棚田、雪の棚田などなど、四季折々の棚田の写真を展覧会や写真雑誌などで見ることがあります。
棚田に魅せられるのはなぜだろう・・・。自然の中に組み込まれた田圃、その繰り返しによってゆるやかに秩序づけられた風景。
棚田って繰り返しの美学なのだと気がつきました。これからは棚田のある風景にも注目です。