239 安曇野市三郷明盛一日市場の火の見櫓 撮影20120104
■ 踊り場が2ヶ所ある火の見櫓。なめらかな曲線の櫓が美しい。
客観性に欠ける個人的な評価
1 櫓のプロポーション ★★★★
2 屋根・見張り台の美しさ ★★★ 目立ち過ぎるスピーカーで減点
3 脚の美しさ ★★★ 脚には厳しい アーチ材がコンクリート基礎まであれば・・・
239 安曇野市三郷明盛一日市場の火の見櫓 撮影20120104
■ 踊り場が2ヶ所ある火の見櫓。なめらかな曲線の櫓が美しい。
客観性に欠ける個人的な評価
1 櫓のプロポーション ★★★★
2 屋根・見張り台の美しさ ★★★ 目立ち過ぎるスピーカーで減点
3 脚の美しさ ★★★ 脚には厳しい アーチ材がコンクリート基礎まであれば・・・
■ 昨年の10月に亡くなった北杜夫、いい人生だっただろうなと思う。『夜と霧の隅で』で芥川賞を受賞。同年刊行した『どくとるマンボウ航海記』がベストセラー。それから『楡家の人びと』で毎日出版文化賞を、『輝ける碧き空の下で』で日本文学大賞を受賞。作家として充分過ぎるほど成果を残している。
『マンボウ最後の大バクチ』で北杜夫は**わざわざ紀伊國屋書店に寄ってみた。すると、平積みの本の中の一ヵ所が空になっていて、そこに『航海記』の帯が一つ落ちていた。**と書いている。『どくとるマンボウ航海記』は売れたのだ。
この本も年末年始の休み中に読んだ。書名が示す通り、晩年の競馬にカジノというギャンブル三昧な日々を綴ったエッセイ集だが、ボリューム的には半分くらいで、残りの半分は来し方の回想録。「回想記」と内容的に重なる部分も多いが、より詳しい。
ギャンブル紀行などは書いて欲しくなかったな。この書名ではなくて、やはり『どくとるマンボウ回想記』として出して欲しかった。前稿で書いた本と同名だが・・・。