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大町市美麻、二重公民館敷地内に立つ火の見梯子
■ 火の見櫓と火の見梯子、これからは両者をきちんと区別して載せることにする。以前にも書いたが櫓は立体構造。従って柱(脚)は3本以上必要で2本の場合は櫓ではない、などと妙に理屈っぽくなってもなぁとも思うが、実は昔から両者は明確に区別されている。
さてこの火の見梯子だが、この程度の高さなら地上で叩けるようにしておくのと何が違うんだろうと思う。
梯子を登らないと叩けないということでいたずらの抑止効果があるのかもしれない。それから、梯子を登るという行為そのものに、儀式的なというか、欠くことのできない一連の動作の一部というような意味合いもあるのかもしれない。ヤンキースのイチローがバッターボックスに入った時にする例の動作のような。
あるいは他になるほど!な理由があるのかもしれない・・・。