616 北杜市武川町新開地
■ 建設年は分からないが、姿・形から判断するに新しい火の見櫓だと思う。横架材が踊り場と見張り台直下にしか無い。またブレースが丸鋼ではなく山形鋼であることから櫓の印象が一般的な火の見櫓とは違う。櫓の4隅の柱材の山形鋼は直線。既に何回も書いているが、やはりゆるやかな曲線で末広がりに構成されているタイプが好ましい。
山梨県北杜市の火の見櫓巡りは本稿で終了。
山梨県内にはまだまだ富士山を背に立つ火の見櫓が何基もあるだろう。それらを見て回りたい。いつか静岡県でも火の見櫓巡りをしたい。もちろん長野県内でも続けたい。 火の見櫓巡りはまだまだ続く・・・。