透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

正月の伝統行事

2019-01-03 | A あれこれ

松本平の各地で毎年正月に行われる伝統行事の御柱

 正月早々の所用で出かけた。そのついでに梓川倭の横沢神社のすぐ近くに建てられている御柱を見てきた。

松本市のホームページによると、1961年(昭和36年)に一旦中断されたが、1990年(平成2年)に復活したそうだ。今まで絶やすことなく続けている集落はあまり多くはないのでは。


撮影日 180103 道路沿いに祀られている石神のところに建てられている御柱 後方は横沢神社



柱のてっぺんに松の枝を付け、カラフルな紙垂(しで)を飾っている。現場で高さを目測しなかったが、7、8メートルくらいはあるだろうか。柱に細竹の棒を何段も取り付け、紙垂を飾ってある。以前、正月の御柱は歳神様の依代であり、横桟を何段も付けた柱は歳神降臨の為の梯子だという説明を紹介した(過去ログ)。

いつまでも続けて欲しい正月の伝統行事だ。


 


正月、明け方に映画を観る

2019-01-03 | E 週末には映画を観よう

■ 正月は2日の善光寺への初詣の他は特に予定もない。夕食時のアルコール摂取過多でいつも私に起こる症状の睡魔に負け、普段より早く就寝。で、未明に目が覚め、しばらくラジオ深夜便を聴く。で、明け方にひとり起き出して、007シリーズ第11作目の「ムーンレイカー」をDVDで観た。順番からすれば第10作目の「私を愛したスパイ」だが、あいにく貸し出し中だった。

前回この映画を観たときは007版SF映画と評した。以下にその件の引用する。

**「ムーンレイカー」は悪人が企てた人類刷新計画(猛毒ガスを充填した球体を宇宙ステーションから地球に放射、人類を抹殺する。その上で宇宙ステーションに避難させた何組かの(20組くらいかな)若いカップルだけで新しい世界を築こうという計画)を阻止するために世界各地で、そして宇宙で奮闘するボンドを描いた007版SF映画。**

宇宙空間に浮かぶ宇宙ステーション(宇宙基地)が太陽光(たぶんそうだと思う)に照らされてその全貌を徐々に見せていくシーンは実に美しく(もう少し光量があっても良いと思ったが)、またムーンレイカー(スペースシャトル)が宇宙ステーションにドッキングするシーンもなかなかきれいな映像だった。このシーンだけを観て007映画だと気がつくことはないだろう。「ムーンレイカー」を観て、何回も観た「2001年宇宙の旅」を想起、それほど、前述のシーンが際立っていた。

今回のボンドガールはNASAの女性科学者に扮したCIAのスパイ。「黄金銃を持つ男」のボンドガールとは真逆で困難な仕事でもきっちりこなせる知性派、理系女子(リケジョ)。ムーンレイカーも難なく操縦していた! ユーモアもある美女(好みのタイプでないのが残念などと勝手なことを書く)。ラスト、注目のはなんと無重力空間で。