■ 神社での参拝の仕方は「二礼二拍手一礼」だということは大抵の人は知っていると思う。ただし何にでも例外はあるもので、出雲大社は二礼四拍手一礼だが(実はこのことを最近まで知らなかった)。
テレビを見ていると、出演者が神社で参拝する場面が時々出てくるが、二礼二拍手一礼でお参りをする人が思いの外少ない。「二礼二拍手合掌」、最後にきちんと一礼しないで合掌する参拝者もかなり多いし、二礼二拍手しないで、合掌だけの参拝者も中にはいる。
上記のように「二礼二拍手一礼」は大抵の人は知っていると思うのだが、なぜそうしないのだろう・・・。
お寺での参拝のただそっと合掌するだけの場合に比べると二礼二拍手一礼はオーバーアクションであり、目立つ。シャイな人、あまり目立つことを好まない人は積極的に正しい参拝をしたくないのかもしれない。あるいは何か願いごとをする場合、胸の前で手を合わせるという行為がしっくりするという心性が私たち日本人にはいつの間にか備わるのかもしれない。祈り念ずる時は、確かに礼という行為だけでは物足りないと感じてしまうのも事実。ご来光に向かってはやはり合掌したくなるし、人に無理なお願いをする時も手を合わせ拝むしぐさをする。
でも神社では「二礼二拍手一礼」。
来週末(11日~13日)には33会の旅行で出雲大社に詣でる予定だが、きちんと二礼四拍手一礼で参拝したい。