透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

142枚目

2020-06-19 | C 名刺 今日の1枚


142 朝日村地域おこし協力隊 宮本有紀さん

 先日、朝日村職員のK君から電話があった。朝日村役場のホールにスケッチを展示しませんか、という誘いだった。広いホールを有効に活用したいという村の意向に役立つならばと了承した。

今日(19日)、額装してあるスケッチを持参して役場を訪れた。K君と一緒に地域おこし協力隊の宮本さんが対応してくれた。宮本さんとは初対面で、名刺を渡して挨拶をした。

ホールにはピクチャーレールが設置されている壁面があり、早速スケッチを飾った。

展示が終わった後、私のブログの紹介をして宮本さんにインタビューした。

岡山出身で神奈川の学校に通っていた宮本さんは「田舎で暮らしたい、観光の仕事がしたい」という希望があったそうで、インターネットで検索して朝日村を探したそうだ。彼女の名刺には「朝日村地域おこし協力隊」「朝日村観光協会 事務局」という所属が記してある。

朝日村の良いところを訊くと、夜は暗くて静か、川の音や雨の音が聞こえることが最高、とのことだった。なるほど、確かに都会から引っ越してくると村の夜の暗さと静かさに気がつくだろう。


宮本さんから氏名・写真掲載の了承を得ています。


「創造への飛躍」湯川秀樹

2020-06-19 | H ぼくはこんな本を読んできた

320

 講談社文庫の創刊は1971年。当時は日本文学は、海外の文学はというようにジャンルによってカバーの色が決まっていた。ジャンルは4つに分けられ、使われていた色は4色。デザインはグラフィックデザイナーの亀倉雄策。

ぼくは『創造への飛躍』湯川秀樹(1971年第1刷)を創刊年に買い求めている。ジャンルは日本の人文・社会・自然科学で色は。ちなみに海外の同ジャンルは

本のカバー裏面の内容紹介文を載せる。**現代科学の最先端にあって、つねに若々しい情熱を失わず、創造と進歩と、世界平和のために活動する、日本最高の科学者湯川博士が、その体験的人生観、世界観、創造性に関する考察など、三十年間にわたる思想の飛跡を集大成した名著。**



『半日閑談集 湯川秀樹対談集Ⅰ』講談社文庫1980年第1刷 

残念ながらジャンル別にカバ―の色を変えるという方針は長続きしないでこのようなデザインに変わってしまった。