■ タイトルの通り、スターバックスで朝カフェ読書をするのは3月28日以来3ヶ月ぶりだ。うれしいことに馴染みの店員さんが、今まで通りホットのショートを用意してくれた。まだマグカップでの提供はしていないということわりの言葉と共に。
今朝(06.30)スタバで読み始めたのは『夢の女』永井荷風(岩波文庫2019年第7刷)。昨日、丸善で買い求めた。永井荷風をようやく読む歳になったか、と感慨にひたる。そう、ぼくは荷風の小説は若い時には味わうことができないとずっと思ってきた。
読み始めて、ようやく文体に慣れてきた。読みながら思い浮かべるシーンは白黒のしっとりとした映像のようだ。
今年の後半は荷風の作品に浸るのも好いかもしれない。併せて荷風作品に関する評論も読んでみたい。