■ 夕方、松本駅近くの丸善へ。そこで「新潮文庫の100冊」という冊子を入手した。巻末に載っている「新潮文庫ロングセラーTOP20(*1)読み継がれる名作中の名作」の第6位に『友情』が入っている。ちなみに第1位から第5位は『こころ』『人間失格』『老人と海』『坊ちゃん』『異邦人』。どれも作者が誰か、誰でも知っている作品だ。以下第20位の『赤毛のアン』まで教科書的作品の代表のような作品が続いている。ただし第17位、松本清張の『点と線』は教科書的作品ではないかも。
ぼくが岩波文庫(1969年第46刷)で武者小路実篤の『友情』を読んだのは、はるか昔のことだ。この小説は10代で読むのが好いだろう。
*1 初版発行から2020年3月末までの累計発行部数順位