320
■ まだまだ本の話。
『落城・足摺岬』田宮虎彦(新潮文庫1965年25刷) ずいぶん昔の本だからパラフィン紙のカバーが劣化している。この文庫本は表題2作の他に5作を納める短編集。いつ読んだのか不明だが高校生の頃か。
『足摺岬』はおよそ30頁の短編。実に暗いトーンのストーリーだが、どうもぼくにはこのような小説を好む傾向があるらしい。今読んでいる荷風の『夢の女』もタイトルのイメージに反し、薄幸の若い女性が主人公で、ストーリーが暗い。
『足摺岬』は再読したい。
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■ まだまだ本の話。
『落城・足摺岬』田宮虎彦(新潮文庫1965年25刷) ずいぶん昔の本だからパラフィン紙のカバーが劣化している。この文庫本は表題2作の他に5作を納める短編集。いつ読んだのか不明だが高校生の頃か。
『足摺岬』はおよそ30頁の短編。実に暗いトーンのストーリーだが、どうもぼくにはこのような小説を好む傾向があるらしい。今読んでいる荷風の『夢の女』もタイトルのイメージに反し、薄幸の若い女性が主人公で、ストーリーが暗い。
『足摺岬』は再読したい。