1077 北杜市小淵沢町 JR小淵沢駅のすぐ近く 撮影日180923
■ やや後傾させた梯子につっかえ棒をあてて建てている。これを柱3本の櫓とみるか、梯子+つっかえ棒とみるか、判断に迷う。つっかえ棒と梯子を横架材でつなぎ、更にブレースを入れていれば櫓を構成していると判断するが、この様子から梯子✛つっかえ棒と判断するのが妥当だと思う。
「そんなこと、どうだっていいじゃん」と陰の声。
1077 北杜市小淵沢町 JR小淵沢駅のすぐ近く 撮影日180923
■ やや後傾させた梯子につっかえ棒をあてて建てている。これを柱3本の櫓とみるか、梯子+つっかえ棒とみるか、判断に迷う。つっかえ棒と梯子を横架材でつなぎ、更にブレースを入れていれば櫓を構成していると判断するが、この様子から梯子✛つっかえ棒と判断するのが妥当だと思う。
「そんなこと、どうだっていいじゃん」と陰の声。
■ 中高生がよく読む(ここはよく読んでいたとすべきかな)川端康成の作品といえば『伊豆の踊子』(過去ログ)、三島由紀夫は『潮騒』だろうか。ふたりの代表作を問われれば私は『雪国』(過去ログ)と『金閣寺』を挙げる。私がこれらの作品を読んだのは高校生の時だった。
その後『金閣寺』を数回読んでいるが(過去ログ)、また読み始めた。
**目の前の眺望がわが目を疑わせた。久しいあいだの燈火管制を解かれた京都市は、見わたすかぎりの灯であった。(中略)灯は一つの立体をなしていた。平面のそこかしこに散らばる灯が、遠近感を失って、燈火ばかりでできた透明な一つの大建築が、複雑な角を生やし、翼楼をひろげて、夜の只中に立ちはだかっているように思われた。**(90頁)
戦争が終わって間もないある夜、主人公が鹿苑寺の裏手にある不動山に登り、頂上から見た京都のまちの様子をこう描いている。改めて書くまでもないが、描写力がすごい。「金閣寺」は三島由紀夫が31歳の時の作品だ。
名作は繰り返し読むことに堪える。今週はこの作品をじっくり読もう。
撮影日時180919 05:31AM
新聞のお天気欄を見ると、長野県全域でほぼ終日晴れとなっている。
さわやかな秋晴れの朝。
何か好いことがありますように・・・。
撮影日時180918 05:50AM
今朝5時過ぎの東の空はどんより曇り空だった。朝焼けしないな、と思っていたが、6時近くになると雲の下の端がピンク色に染まっていた。
さて、今日は何か好いことがあったのかな。
仕事を終えて、無事帰宅できたことが「今日の好いこと」なのかもしれない。
雲は「十種雲形」と言って10種類に分類されるが、今朝のこの雲は何?
週末には映画を観よう
007シリーズ第18作目「トゥモロー・ネバー・ダイ」を観た。
「堕落した西欧の女たらしの諜報員」とボンド(ピアース・ブロスナン)を揶揄する中国の女スパイ、ウェイ・リン(ミシェル・ヨー:マレーシア出身の女優)が本作のボンドガール。ストーリーはシンプルで分かりやすい。
南シナ海で英国海軍の巡洋艦が魚雷攻撃を受けて沈没し、この英国艦に領海侵入を警告した中国のミグ戦闘機もミサイルで撃墜される。英中に一触即発の事態を招き、第三次世界大戦の勃発を目論むのはメディア王、カーヴァー。彼はメディアを自在に繰り、この世のニュースは私の手中にあるとさえ言う。
ボンドとウェイ・リン、英中両国の諜報員がタッグを組んでこの悪人に立ち向かう。
このふたりがベトナムはサイゴンの街中を手錠で繋がったまま、二人乗りバイクで疾走するシーンはなかなかのもの。カーヴァーの奥さんがボンドの何だろう、そう元カノ(でもないのか)という設定もおもしろい。
ボンドの女性上司M、ジュディ・デンチの厳しい表情が好い。この人の演技はすばらしい。Mの秘書のマニー・ペニー(前作ではマネー・ペニーと表記されていたかな)役のサマンサ・ボンドも魅力的。マニアな発明おじいちゃんQが今回ボンドに提供したボンドカーはケータイの画面で遠隔操作できるという優れもの、今から21年も前、1997年の作品だからね。
007シリーズ 残り5作品
撮影日180914 町章
◎ 山ノ内町といえば、ニホンザルが浸かる地獄谷温泉が有名。この山ノ内町のマンホール蓋には数種類ある(過去ログ)。これはその内のひとつで横倉で見かけた。
蓋の中央の山は山容から高社山(別名高井富士)だと思われる。山の上に配された町章は「3つの山」が「内」を囲むデザイン。町章の両側のブドウと山の下のリンゴ(リンゴの花が村の花)とエノキダケは町の特産。「西部地区 農業集落排水」と「やまのうち」の文字。
①
1076 上高井郡高山村高井 高山中学校南 4脚8〇型 撮影日180914
②
③
■ 火の見櫓の撮影方向は同じでも写し込む範囲や前景、後景などによって印象が違う。火の見櫓のある風景というからには近景も遠景も取りれていない②でも周囲の様子が分かるだけの説明的な撮り方でも物足りない。好みの①の構図の前景として、コスモスを写し込める位置を探せばよかった。加えて晴天ならば尚良かった。無造作に撮ってはダメ、反省。
1075 上高井郡高山村奥山田 山田温泉 4脚8〇型 撮影日180914
■ 形は好いのに維持管理が良くなくて、錆が目立つのは残念。
見張り台まで登らずに地上でワイヤーを曳くことで半鐘を叩くことができる打鐘装置を設置してある。
脚元にいろんなものがあって、ごちゃごちゃしてる。これはちょっと・・・。
銘板に「山田村消防団温泉分団 竣工 昭和三十一年四月」とある。1956年(昭和31年)9月30日に山田村と高井村が合併して高山村が誕生した。この火の見櫓は高井村との合併直前に竣工している。山田村は1889年(明治22年)に中山村と奥山田村が合併してできた。所在地の奥山田という地区名は旧村名で、この経緯の名残。
(再) 中野市中野栗和田 栗和田区コミュニティセンター 4脚8〇〇型 撮影日180914
■ この火の見櫓は再訪。17年4月にも訪ねている(過去ログ)。 同じ火の見櫓でも季節や見る方向によって印象が違うし、注目する細部も違う。前回撮らなかった方向からの写真を載せる。
消火ホースを掛けるフックを付けた腕木を支える方杖の下端には蕨手のようなくるりんちょなデザインがしてある。昨年見た時にはこれに気づいていなかった。
8角形の屋根と円形の見張り台の組み合わせは好い。
こういう張り紙がしてあるということは、火の見櫓に登る子どもがいるということだろう。
1073 下高井郡山ノ内町横倉 4脚88KP8型 撮影日180914
■ 背の高い火の見櫓だ。上の写真にスケールを当てて、高さを測ると約16mある(掛けてある消火ホースを基準におよその高さを知ることができる)。
4角形の櫓に8角形の屋根、同見張り台というのは珍しくはないが、踊り場まで8角形というのはあまり目にしない。屋根のてっぺんは建設当初からこの形だったのだろうか。少し違和感がある。
1072 下高井郡山ノ内町夜間瀬 4脚8〇KP4型 撮影日180914
柱がやけに細く見える。ブレースの交叉部にもガセットプレート。見張り台から上はスッキリ。
1071 中野市厚貝 4脚8〇〇型 1953年(昭和28年)10月建設 撮影日180914
■ 脚元が鋼板製の倉庫に包まれている火の見櫓。
この火の見櫓も上下2枚の写真を上手くつなげることができた(と自己満足 )。
火の見櫓の全形は前稿の火の見櫓とよく似ている。
火の見櫓の骨組みを倉庫の構造材として使っている。なるほど! こういう手があったか。この倉庫はアールデコ風?
1070 中野市田麦 4脚8〇〇型 撮影日180914
■ 櫓は円形の踊り場まで直線的に細くなっているが、その上は細くなっていない。
比較的上手く上下2枚の写真をつなぐことができた。
見張り台床の開口上部は3方に手すりを付けている。見張り台の半鐘の表面はつるりんちょ、踊り場の半鐘は乳付き。
脚部 アーチ状の部材のカーブが実に好い。