■ フィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(ハヤカワ文庫)は映画「ブレードランナー」の原作として有名。私はこの小説を2003、4年頃読み、昨年(2019年)再読している(過去ログ)。
昨年は書斎がカオスな状態で、左の文庫(2003年46刷)が見つからず、右の文庫(2017年82刷)を改めて買い求めて読んだ。
先日文庫本およそ1,100冊を古書店にひきとってもらった。書棚に残したのは250冊くらいだろうか、この2冊も残しておいた。だが、2冊はいらない。で、どちらを残すか・・・。カバーデザインの好みとかではなく、古い方を残す。
なぜ古い方を残したいと思うのか。このことについて、考えてみたいと思う。
新型コロナウイルス感染拡大対策として、不要不急の外出の自粛が求められている。しばらく、火の見櫓めぐりも控えたい。