今日は、初めての衣装合わせ。
皆、衣装デザイナーの小林先生のイメージ画を基に、それぞれに考えて持ち寄った
衣装を先生に見て貰い、OKなものもあったり、変更を要求されたり・・・
来週の再チェックまでに、先生の要望に合わせたものを用意するのです。
僕は衣装替えが一回。以前は最低三回の衣装替えが普通だったけれど、
最近は芝居の全般を通して、そんなに衣装替えをしなくなった。
衣装で大事なのは、その役柄の印象を壊さない事。
最初の印象で、ある程度キャラクタの印象をお客さんに植え付けられたら
半分は成功と言っても良いでしょう。
その良い例が、一昨年僕がやった元パイロットの役。
真夏の公演だと言うのに、僕の衣装は革のボンバージャケット。
それを着て『元パイロット』と言えば、確かにそう見える。
昨日も書きましたが今回は全員に『デニム』というテーマが課せられた。
僕の場合は、ちょっと違うのだけれどアイテムに「バンダナ」を使って
デニムのイメージを何処かに入れる。
男性陣の衣装で困るのは、全員がブルージーンズになってしまう事。
先生から特に指摘が無かったので、そのままでも良いのかと思うけれど、
僕が持っているデニムは、いわゆるカラージーンズが多くて、
今回の『デニム』のイメージとはちょっと違う気がする。
ヒッコリーデニムの白地に縦縞のパンツを持っているので、
来週ある第二回の衣装チェックの時に、持参して決めて貰おうかと思う。
皆の衣装を見たけれど、一番は姉さまが履いていたヒッコリーデニムのパンツ。
シルエットが凄く良くて、ユニセックスの物らしいので、僕も欲しくなっちゃった。
その他、僕が後半に着る衣装はシャツの色がベージュ系の無地が良いと言われた。
靴もアーミーブーツ。アーミーブーツは黒い物が普通なんだけど、
僕の物は、9.11で有名になったアメリカ特殊部隊が使用して居る
ベージュ系のミリタリーブーツのレプリカ。
次回はそれを持って行って見て貰うんだけど、まだ一回も履いてないんだよなぁ・・・・
衣装も色々と工夫して、芝居の雰囲気を盛り上げる重要なアイテムになってます。