今朝はゆっくり寝て、午前中にスラックスやジーンズ5本の
洗濯をして干した後に、床屋へ行ってきました。
2ヵ月後に芝居の公演があるので、髪型をどうしようか?
迷っていたんだけど、短くするのはいつでも出来るので、
今回は髪の毛の長さを維持して、ちょっとワイルドな感じに
髪の毛を梳いて貰って軽くした上で、切ってもらいました。
僕は床屋に行くと、あの何時間座っても疲れない不思議な椅子に
腰掛けた途端に、睡魔に襲われる。
最初のまだ意識があるうちに、カットの注文をするとすぐに熟睡。
もう、45年も通っている床屋は最初、僕の髪の毛を切っていた
オーナーから、ロンドンで修行してきた息子に代替わりして、
その彼が髪を切るようになってから、すでに20年近くなる。
彼が生まれたときから知っているから、何とも不思議な関係です。
しかし、床屋の椅子と言うのは本当に不思議な椅子です。
僕の場合、最低でも2時間から3時間座り続けているんだけど
腰が痛くなったりしたことは、一度もない。
聞く所によると、床屋の椅子は一脚数十万円するんだそうで、
それを考えると当たり前なのかもしれません。
そして熟睡しているときでも、髪の毛をきちんと切ってくれている。
床屋の腕の良し悪しは、カットしてから2週間で解ります。
床屋を出るときは、セットされているから形が整っているんだけど、
2週間経つと、髪型が上手くセットできないことがある。
それは下手糞な床屋に髪の毛を切ってもらった時。
僕はずぼらなので、会派に行くときなどは殆ど手をかけない。
することと言ったら、寝癖直しのスプレーをかけて、梳かすくらい。
それでも、きちんと治まるようなカットと言うのかな?
床屋に行くと、何だかのんびりと出来て凄く癒される。
都会の中で、何十年も続いているコミュニティースペースって
銭湯がどんどん無くなって行く今、床屋しかないような気がします。