映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

ギャンの3ルール

2008-10-31 06:39:13 | Weblog
相場は反発した。さすがに今まできいた事がない「空売り禁止令」まで出せば相場は一方通行になるであろう。麻生さんの政策発表もあったしね。
これで3日連続上げとなった。ギャンの法則を思い出した。

バブル時期にはひたすらナンピン買いを勧める本が目立った。信用の口座は一定以上の資産がある人しかつくれない時期であるから、買いを支援するため、下がった株の存在を目立たなくするため証券会社と組んだような本が目立った。
そのため破産する人がずいぶんと目立った。本当の資産家であれば、新日鉄の960円や三井不動産の3390円が回復するまで待ったであろうが、実に17年を要した。

バブル崩壊のとき「ギャン著作集」という本が出た。大戦前のアメリカ人ギャンの本である。今まで本と違って本物だった。その内容に加えて林康史、林則行両氏の解説がよく、大恐慌前後の米国相場と日本のバブル時の相場を見事に解明していた。
そこに「3」のルールが書いてあった。
強いトレンドの示す銘柄は、3日続けて損失を出すことはない。

新日鉄がバブル時に153円から969円まで上昇する時、なんと3日連続の下げは、ブラックマンデイ直後の沈滞相場に4回あるだけであとは2日までの下げである。
今回もそろそろ転換点が来た可能性がある。

あとは円相場だけ、このまま一気に100円を一気に超えていくとは私には思えないので、それがこれから見ものである。



コメント
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