映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

母の命日に

2010-11-23 17:45:11 | 家族
11月23日は母の2回目の命日だ。
二人の三回忌は8月にもう済ませたが、命日は供養せねばと妻と娘に妹も一緒に高輪の寺に行った。
品川の家に妹は一人で住んでいる。私の小さい頃は使用人2人とお手伝い1人が一緒に住み込んでおり家族6人とあわせて9人が同じ家の中にいた。それが同じ家に一人である。ある意味妹が一人でいることに、近所から奇異の目で見られているところもある。妹から何かと用事があって電話がかかってくるとうっとうしい面もあるが、時折家によって様子を見ねばならない。
妹と二人で相続した家なのに、妻はどうも品川の家に寄りつきたがらない。
そこが難しいところで、埼玉に住みついてしまっている。

それでも今回は妻の方から妹も一緒に供養という話が出てきた。
妹もうれしかったろう。自分も悪い気はしない。



お参りした後はいつものようにシェラトン都ホテルの「四川」にいく。
父の49日もここに行った。母も一緒だった。
寺から歩いてすぐだ。明治学院を横目にしながらホテルに向かう。
小さい頃は戦後外務大臣を務めた藤山愛一郎さんの邸宅があった。きれいなホテルだと思う。
妹もきもののアドバイザーの試験がうまくいったせいか機嫌がいい。
娘に小遣いを渡して、よく喋っていた。

ここのランチは割安だと思う。四川料理が看板でマーボーは最高
デジカメを忘れてとりそこなったが、なかなか良かった。
いつもは食べないデザートも食べた。
横を結婚式のカップルが通り過ぎた。縁起がいい。

そのあとは明治神宮へ行った。受験も近いのでパワースポットでエネルギーをもらおうとする算段。
それにしても驚いたのが、山手線の混雑。
目黒から乗ったがこんなに休日でこんでいるのは見た記憶がない。
明治神宮も人が多かった。七五三の親子もちらほら見えたが、普通に参拝している人も多かった。
そういえば自分も5歳の時、ここで七五三をやった。うっすらと覚えている。
3歳は五反田の神社だったが、5歳のときは妹の七五三に合わせてやった。
ここでも結婚式の夫婦に境内で出会った。意図せず一日に2回新婚にあった。
これはいいことと解すべきであろう。

枯葉散る東京は冬の気配が徐々に強くなっている。
黄色く色づいた銀杏を見ながら、母を思った。
コメント
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