映画「EO」を映画館で観てきました。
映画「EO」はサーカスにいたロバが方々でさまざまな出来ごとに出くわす一種のロードムービー的な映画だ。ロバというと、自分の世代では日本TV「おはようこどもショー」のロバを思い浮かべる。あの時は愛川欽也のかぶり物だったけど、妙に大きく見えた気がする。ここではそんなに大きくないロバで控えめな性格だ。
もともとサーカスの見せ物用で若い女と戯れていたEOというロバが、動物愛護の観点から保護される。ところが、移った農場から勝手に飛び出してしまう。保護されるごとにハプニングがあり、気がつくと国をまたがっている。どうなるEO?
もちろん、ロバが何か話すわけではない。しかも、周囲のセリフは最小限だ。鳴り響くバックミュージックは、ロバの感情と苦難の環境を示すように高く鳴り響く。牧場を去り野生の動物が渦巻く森の中をさまよう。ところが一転、町のサッカーチームに出くわして守護神のようになる。欧州人のスポーツへの熱狂をコミカルに示すシーンだ。でもすんなり行かない。ライバルチームの恨みをかいEOが傷つけられるのだ。
そんな紆余屈折が続く。ロバの周囲を取り巻く人たちに翻弄されながら、賢いロバが最高の演技をして期待に応える。ロバを人間のように被写体として導くのはお見事である。でも、この映画好きかと言われれば、正直うーんといった感じだ。
映画「EO」はサーカスにいたロバが方々でさまざまな出来ごとに出くわす一種のロードムービー的な映画だ。ロバというと、自分の世代では日本TV「おはようこどもショー」のロバを思い浮かべる。あの時は愛川欽也のかぶり物だったけど、妙に大きく見えた気がする。ここではそんなに大きくないロバで控えめな性格だ。
もともとサーカスの見せ物用で若い女と戯れていたEOというロバが、動物愛護の観点から保護される。ところが、移った農場から勝手に飛び出してしまう。保護されるごとにハプニングがあり、気がつくと国をまたがっている。どうなるEO?
もちろん、ロバが何か話すわけではない。しかも、周囲のセリフは最小限だ。鳴り響くバックミュージックは、ロバの感情と苦難の環境を示すように高く鳴り響く。牧場を去り野生の動物が渦巻く森の中をさまよう。ところが一転、町のサッカーチームに出くわして守護神のようになる。欧州人のスポーツへの熱狂をコミカルに示すシーンだ。でもすんなり行かない。ライバルチームの恨みをかいEOが傷つけられるのだ。
そんな紆余屈折が続く。ロバの周囲を取り巻く人たちに翻弄されながら、賢いロバが最高の演技をして期待に応える。ロバを人間のように被写体として導くのはお見事である。でも、この映画好きかと言われれば、正直うーんといった感じだ。