映画「るろうに剣心 京都大火編」を映画館で見てきました。
相変わらず佐藤健の剣はすばやい。
前作「るろうに剣心」同様、佐藤健のスピード感あふれる剣さばきを十分楽しめた。
前作では吉川晃司、香川照之の悪役に強い存在感があった。今回も同様である。
藤原竜也は「ダークナイトライジング」でトムハーディ演じた「ベイン」のように顔をマスクで隠して見せない。大やけどした顔をさらさないが、「ダークナイトライジング」での「ベイン」の強さを思い出して気味が悪い。
神木隆之介はほんわかした現代の男のようで、実は強い。剣心の刀を真っ二つにしてしまう。
そして伊勢谷友介が不気味に強い。そして、剣心のみをひたすら狙っていく。その他現代のツッパリあんちゃんのような三浦涼介などのライバルが盛りだくさんなので、ストーリーに重厚感が出てくる。
そこに加えての大友啓史監督と谷垣健治のアクション指導がするどい。なかなかの作品である。
かつて“人斬り抜刀斎”と恐れられ“最強”の伝説を残した男・緋村剣心(佐藤健)は、新時代を迎え、神谷薫(武井咲)ら大切な仲間たちと穏やかな日々を送っていた。
そんなある日、剣心は新政府から、剣心の後継者として“影の人斬り役”を務めた志々雄真実(藤原竜也)を討つよう依頼される。志々雄は新政府に裏切られ焼き殺されたはずだったが、奇跡的に復活、京都で戦闘集団を作り上げ日本征服を狙っていた。
剣心は必死で止める薫に別れを告げ、京都へと向かう。
かつては剣の腕も頭脳も剣心と互角だったが、今や誰もが恐れる魂の凶悪さを持つ志々雄とついに宿命の対面を果たす剣心。だが、志々雄は部下の瀬田宗次郎(神木隆之介)に相手を命じ、その最速の技は剣心の逆刃刀を真っ二つにしてしまう。
さらに剣心は、元御庭番衆の四乃森蒼紫(伊勢谷友介)が自分を狙っていることを知る。彼は、剣心に勝って己こそが最強だと証明しようとしていた。
逆刃刀を失くし、最大の危機に立つ剣心のもとへ、薫と仲間たちが駆けつける。一方、志々雄は京都大火を企てるが、その炎の影には恐るべき陰謀が隠されていた……。 (作品情報より)
危機一髪の場面が波状攻撃で訪れる。でも主人公が絶対優勢なわけではない。
その展開なので、何が起こってもおかしくないとこちらに思わせる。そこがうまいところだ。
1.佐藤健の剣さばき
落ち着いた生活に戻っているという設定である。人斬りと恐れられたパフォーマンスを懸命に抑えようとするが、それですまない。維新の大物大久保利通から直々に依頼を受ける。しかも、大久保利通は志々雄の部下に暗殺されてしまう。
小田原で志々雄の一派に町が崩壊された場所で、悪に立ち向かう剣さばきが実に鋭い。
次から次へと斬りまくるこのシーンが一番自分にはよく見えた。
ただ、この映画では相手のキャラがはっきりしないその他大勢には、めっぽう強いが、個人勝負で絶対的な強さを発揮するようにはつくっていない。そこがミソ、悪役が強い映画は面白い。
2.武井咲
相変わらずかわいい。京都に行くなといいつつ付いていく。これツッコミだけど、いくらなんでも極悪相手に長刀もって立ち向かうなんて設定ないでしょといった感じだ。普通であれば、男性剣士にすぐさま切られてもおかしくない。最後に向けてのストーリーに合わせるのかもしれないが、うーん?といった感じ。
3.カメラワークの巧みさ
前作でも感じたが、横だけでなく縦の動きもある。空間を十分に使っているアクションだ。それを映しだすカメラワークがうまい。スピード感をうまくとらえる。先ほど指摘した小田原での佐藤健の剣さばきを映しだす場面にはほれぼれした。神木隆之介の映し方もうまいなあ。時代劇をアクション劇にする監督の意図をファインダーの底からうまく伝える。
最後にある人物が登場する。大物だ。
この次作が楽しみになってくる。
相変わらず佐藤健の剣はすばやい。
前作「るろうに剣心」同様、佐藤健のスピード感あふれる剣さばきを十分楽しめた。
前作では吉川晃司、香川照之の悪役に強い存在感があった。今回も同様である。
藤原竜也は「ダークナイトライジング」でトムハーディ演じた「ベイン」のように顔をマスクで隠して見せない。大やけどした顔をさらさないが、「ダークナイトライジング」での「ベイン」の強さを思い出して気味が悪い。
神木隆之介はほんわかした現代の男のようで、実は強い。剣心の刀を真っ二つにしてしまう。
そして伊勢谷友介が不気味に強い。そして、剣心のみをひたすら狙っていく。その他現代のツッパリあんちゃんのような三浦涼介などのライバルが盛りだくさんなので、ストーリーに重厚感が出てくる。
そこに加えての大友啓史監督と谷垣健治のアクション指導がするどい。なかなかの作品である。
かつて“人斬り抜刀斎”と恐れられ“最強”の伝説を残した男・緋村剣心(佐藤健)は、新時代を迎え、神谷薫(武井咲)ら大切な仲間たちと穏やかな日々を送っていた。
そんなある日、剣心は新政府から、剣心の後継者として“影の人斬り役”を務めた志々雄真実(藤原竜也)を討つよう依頼される。志々雄は新政府に裏切られ焼き殺されたはずだったが、奇跡的に復活、京都で戦闘集団を作り上げ日本征服を狙っていた。
剣心は必死で止める薫に別れを告げ、京都へと向かう。
かつては剣の腕も頭脳も剣心と互角だったが、今や誰もが恐れる魂の凶悪さを持つ志々雄とついに宿命の対面を果たす剣心。だが、志々雄は部下の瀬田宗次郎(神木隆之介)に相手を命じ、その最速の技は剣心の逆刃刀を真っ二つにしてしまう。
さらに剣心は、元御庭番衆の四乃森蒼紫(伊勢谷友介)が自分を狙っていることを知る。彼は、剣心に勝って己こそが最強だと証明しようとしていた。
逆刃刀を失くし、最大の危機に立つ剣心のもとへ、薫と仲間たちが駆けつける。一方、志々雄は京都大火を企てるが、その炎の影には恐るべき陰謀が隠されていた……。 (作品情報より)
危機一髪の場面が波状攻撃で訪れる。でも主人公が絶対優勢なわけではない。
その展開なので、何が起こってもおかしくないとこちらに思わせる。そこがうまいところだ。
1.佐藤健の剣さばき
落ち着いた生活に戻っているという設定である。人斬りと恐れられたパフォーマンスを懸命に抑えようとするが、それですまない。維新の大物大久保利通から直々に依頼を受ける。しかも、大久保利通は志々雄の部下に暗殺されてしまう。
小田原で志々雄の一派に町が崩壊された場所で、悪に立ち向かう剣さばきが実に鋭い。
次から次へと斬りまくるこのシーンが一番自分にはよく見えた。
ただ、この映画では相手のキャラがはっきりしないその他大勢には、めっぽう強いが、個人勝負で絶対的な強さを発揮するようにはつくっていない。そこがミソ、悪役が強い映画は面白い。
2.武井咲
相変わらずかわいい。京都に行くなといいつつ付いていく。これツッコミだけど、いくらなんでも極悪相手に長刀もって立ち向かうなんて設定ないでしょといった感じだ。普通であれば、男性剣士にすぐさま切られてもおかしくない。最後に向けてのストーリーに合わせるのかもしれないが、うーん?といった感じ。
3.カメラワークの巧みさ
前作でも感じたが、横だけでなく縦の動きもある。空間を十分に使っているアクションだ。それを映しだすカメラワークがうまい。スピード感をうまくとらえる。先ほど指摘した小田原での佐藤健の剣さばきを映しだす場面にはほれぼれした。神木隆之介の映し方もうまいなあ。時代劇をアクション劇にする監督の意図をファインダーの底からうまく伝える。
最後にある人物が登場する。大物だ。
この次作が楽しみになってくる。