後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

つくばベンチャー大賞へ応募してみませんか?

2008年12月02日 | うんちく・小ネタ

Main1 先日、あるパーティで、「NPO法人つむぎつくば」の理事の鈴木 孝之さんにお会いしました。

茨城県南部から東京にかけて晴れた日には、筑波山の見える範囲にあるベンチャー企業へ対して「つくばベンチャー大賞」という賞を毎年出しているそうです。もう4年も実行しているそうです。

今年の12月30日を締切で自薦、他薦どちらでも良く第4回目の応募を歓迎しています。応募用紙や応募の資格は、http://www.tsumugi.org/v-taisho/index.html に御座います。

その第4回つくばベンチャー大賞募集要項(募集期間延長) の冒頭だけ、転載しておきます。

『つくばベンチャー大賞』について
つくば発ベンチャー企業は既に170社に達したと言われ、つくばが科学技術とともに「イノベーションの源流」として期待されています。また、平成17年のつくばエクスプレスの開業を期に沿線の経済が活性化しクラスターが形成されつつあります。『つくばベンチャー大賞』は、つくばの地に起業家精神を醸成し、つくば発ベンチャー企業の輩出を応援するという目的で平成17年に創設されました。本賞は、つくば市やその周辺で起業した会社、つくばの研究機関の研究成果を事業化した会社等、つくばらしい高い技術力、知性、感性を活かした事業を展開し、私たちのクオリティ・オブ・ライフの向上に貢献するベンチャー企業を顕彰します。
「NPO法人つむぎつくば」は、『第4回つくばベンチャー大賞』を以下の要項に従って開催します。多数のご応募をお待ちしています。

御問合せは、鈴木孝之理事のEメール:landing@mito.ne.jp の方へお願いします。

なお、「NPO法人つむぎつくば」は5年ほど前に、当時、経済産業省から茨城県商工労働部長として出向していた滝本徹さんの提唱で結成された団体です。ベンチャー企業支援を通じて公益に貢献しようとしています。筆者も創設時にお手伝いをしましたのでよろしくお願い申し上げます。 筑波山の写真の出典:http://www.tsukubasan.co.jp/

(終わり)


各国の戦没者国立墓地(3)アメリカとフランスの無名戦士の墓

2008年12月02日 | 日記・エッセイ・コラム

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 左がアメリカのアーリントン国立墓地の一角にある、無名戦士の墓であり、右がパリの凱旋門の下にある無名戦士の墓です。この2つの墓が出来た歴史的な背景は異なります。

 しかし概念的に言えばどちらも国の為に戦い、亡くなった兵士達の象徴的な墓と言えます。戦士した兵士全員へ国民が感謝し、大統領や首相が花環を供える儀式をします。また常時礼装の衛兵が守っている。外国の賓客も外交的な儀式として花環を供えます。

 アメリカの無名戦士の墓の詳しい歴史は、http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=636 をご覧頂きたい。上の写真もこのブログから転載しました。
フランス無名戦士の墓については:http://www.webvider.com/wwm/tobizaru/fr001-005.html にあります。写真もそこを出典としています。

 無名戦士の墓を国の費用で作り、保守管理している国は必ずしも多くなく、第二次大戦の戦勝国のアメリカ、フランス、イギリス、ソ連、オーストリアなどに存在しています。負けたドイツやイタリアには無いものです。

 さて無名戦士の墓の大きな役割を考えると3つになると思います。

(1)国家の権力者が戦士した兵士を顕彰して、敬意を表する対象としての役割。その結果、次の戦争のときに国民が自主的に兵役につきたくなる社会的雰囲気を造成する役割。

(2)外国との外交関係を良好にするための儀式に使われる外交的施設としての役割。

(3)戦死した兵士の遺族へ国家権力者が感謝して遺族の悲しみを慰め、哀悼する役割。 

  上の3つの役割のどれに重点を置くかは人々の立場によって非常に違います。

権力者は(1)と(2)に重点を置き、一般の人々は(3)に重点をおきます。

 ところが(1)、(2)、(3)は表裏一体で切り離すことが不可能です。

遺族ではない一般国民は(1)の目的のみで権力者が利用すると主張します。しかし遺族にとっては夫や息子などの戦死へ国が感謝してくれれば慰められるのもごく自然の心情です。

 従って前者は国立の無名戦士の墓や国立墓地の計画に反対します。後者にとっては国がそのようなものを作るのは当然と思います。

 もう一ど繰り返しますが、アメリカの国立墓地へ埋葬するか否かは本人や遺族の自由意思で決めます。無名戦士の墓は象徴的な墓で個人の墓ではないという意味合いがあります。

国立墓地は戦意高揚の役目と、遺族の悲しみを慰め、哀悼する役目の2つを同時に持っています。戦争反対者や武力放棄を主張する人々は国が無名戦士の墓を作ったり、国立墓地を作ることに徹底的に反対します。しかし遺族の心情は複雑です。

その一方で国のために戦死した者は全員もれなく神として顕彰すべきだという宗教的な考えの人々が日本には多いのも事実です。政治家は票のことを考え同調します。

これが日本の複雑な国内事情です。韓国や中国の権力者の複雑な立場については次の稿で考えてる予定です。

(続く)



囲炉裏、落人料理と湯波づくし料理の写真

2008年12月02日 | 写真

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囲炉裏でヤマメや田楽を焼いて食べる。竹ベラに塗りつけた鳥味噌も焼いている。火の横にはイノシシの落人鍋の汁が湯気を上げている。

御膳の上には山の幸をいろいろ盛り合わせた皿がある。そして、サクラマスの刺身。それらを肴に熱燗をゆっくり嗜む。湯西川、伴久ホテルの夕食の写真です。

もう一つの写真は日光の東照宮の西参道入り口にある磐梯の湯波料理の写真です。いろいろに料理した湯波が美味。新しいもち米の栗おこわが湯波の味を引き立てていました。(終わり)

撮影日時:11月30日の夕食時と昼食時。

なお、伴久ホテルは検索すると詳しい情報が公開してあります。

磐梯:http://www.monzenmachi.org/tenpo/27.html(終わり)