Hoota’s Yacht Life というブログを書いていらっしゃる、hoota さんと友人になり、メールでヨット術の指導を受けています。( http://hoota.blog.so-net.ne.jp/ )
海上でヨットの舵が壊れた場合にはセールをトリミングしながら、舵無しでも帰港できます、というご指導を受けました。霞ヶ浦へ船をだして、自分で試みて見ました。ところが上手くゆきません。2度行って実験しましたが小生のヨット術では出来ないと思いました。その結果をhoota さんへご報告したら、「エマージェンシー・ラダー」の写真を送って下さいました。教えられた通り、材料をいろいろ買ってきて昨日完成しました。
下の写真がそれです。舵と直角に長い棒が固定してありますが、舵が水中でクルクル回転しないようにハルへ止まるようにしました。
自分のヨットにはスターンにプレイデッキが大きく出ているので、その先に自作の舵を取り付ける必要があります。丈夫に取り付けるにはプレイデッキの先端2ケ所に折り曲げた厚い鉄板を引っ掛けて、ワイヤーで前方へ引いて固定するつもりです。
その2本の鉄板の間に舵をロープでゆるく取り付け、テラーが左右に動くように取り付ける予定です。実際にヨットへ行って、アチコチの寸法を正確に測定して、もう一度材料を買いに行くつもりです。そんな手間暇かけることが面白いのです。
暮れの大掃除はなんとかして逃げ回ろうとしましたが、ついに家内に捕まって少し協力しました。しかしヨットのことは手を抜かず、良い仕事をゆっくりします。趣味の楽しみですね。
下の写真にはストーム・ジブが背景に写っています。前のオーナーも一度も使わなかったようです。新品の超小型なジブを揃えて、嵐の中のセイリングを心の中で楽しんでいたのでしょう。
ヨットはいろいろ想像して楽しむことも多い趣味です。(終わり)