今から46年前の1971年にカトリック立川教会で塚本金明神父様から洗礼を受けました。
洗礼を受けても自分の悪い性格は一向に良くなりません。洗礼の効果はまったくありません。
しかし洗礼を受けたお陰で良かったことが幾つかあります。
その幾つかの良かったことを「洗礼を受けて良かったこと」という連載記事にして次のように書いてきました。
洗礼を受けて良かったこと(1)仏教が理解出来たこと(2017-07-30)
(2)孤独に死せる人々の冥福を祈れるようになった(2017-07-31)
(3)外国人の考え方や感じ方が分かるようになった(2017-08-01)
(4)韓国人や中国人に親しみを持てるようになった(2017-08-06)
以上のような良かったことを並べてみると、洗礼を受けたお陰で私の視野が広がり、心が豊かになったと言えます。それがどうしたと言われれば、「そうですね。あまり変わりませんね」としか答えられません。
しかし何故か自分が本当に自由に、のびのびした気分になったのです。少し幸せになったような気分です。そして洗礼を受けたお陰で良かったことが、まだまだあるのです。
今日は、(5)全ての障害者へ対して寛大な気持ちを持てるようになったことを書いてみたいと思います。
結論を書いてしまえば、神が全ての障害者を愛しているので、自分も自然にそのようになったのかも知れません。
障害者には身体上の障害者と脳機能の障害者がいます。
今日は胎児の間の脳機能の発達段階で、機能の一部だけが生理学的成長に障害がおきる発達障害について書きます。
そして通常は発達障害の範疇には入れていませんが、性的マイノリティについても取り上げます。性的マイノリティも胎児の間の脳の性的機能に異変が起きたために現れる自然現象です
発達障害といってもADHD(注意欠陥/多動性障害)、自閉症、アスペルガー症候群、学習障害など、さまざまな種類と症状があります。そして発達障害にはディスレクシア(読字障害・読み書き障害)というものもあります。日本であまり知らていませんが、読み書きだけが障害な学習障害の一種です。
これらの障害は従来は精神の異常や性格の悪さと考えられていたのです。心の持ち方で矯正できるとも考えられていたのです。
ところが30年ほど前から欧米諸国で生理学や生命科学が大きく進歩して「発達障害や性的マイノリティは精神病ではない。性格の問題でもはない。」そして胎児の間の脳機能の成長の段階で起きる自然現象だという結論が出されているのです。
そして発達障害や性的マイノリティには治療法が無いが、適切な対処方法があると判明しているのです。
非常に残念なことですが、日本では生命科学や基礎生理学が遅れているので、以上に書いたような先端科学の進歩がまだ十分に取り入れられていません。
したがって発達障害に対して診断法が確立していない上に普及もされていないのが現状ではないでしょうか?
ですから発達障害が差別され学校や社会から残酷な仕打ちを受けるのです。
実例は他人と協調出来ない、上役に従えないという症状を特徴とするアスペルガー症候群があります。知的障害を伴わないものの、他人とのコミュニケーションが非常に困難な症状を示します。学校でいじめにあったり、会社で上司とうまく行かないのは背後にアスペルガー症候群がある可能性があるのです。治療は出来ませんが適切な対処法は明確に判っています。学校では絶対に協調性を強要しないことです。会社では上司を付けずに一人で出来る仕事を任せれば驚くような良い仕事をするのです。
もう一つ、ディスレクシア(読字障害・読み書き障害)の児童の場合の対処方法は読み書きを強要しないで、先生の声で指導したり、音声機能のついたコンピューターで学習を進める方法です。
ここで重要になことは発達障害の専門医に診断を受け、その症状を明確にして貰うことです。薬では直りません。適切な対処方法を指導してもらい実行すれば良いのです。こうすれば母と子供の心の状態が明るくなるのです。治療方法が無くても適切な対応方法が明らかになれば良いのです。
少し長くなったので性的マイノリティの問題は別稿に譲りたいと思います。
しかし一言付け加えておきます。
イギリスでは1960年代まで同性愛行為は違法であったそうです。発覚すると、逮捕され、裁判にかけらたのです。そして投獄の憂き目を見たそうです。ヨーロッパにはこのような文化があったのです。ですからヒットラーが同性愛の人間を逮捕しユダヤ人と共に殺したのですね。
それが現在は欧州諸国では同性婚が法律で保護されているのです。日本は保守的なのでまだまだです。
結論です。神が全ての障害者を愛しているので、私も全ての障害者へ対して寛大な気持ちを持っています。
これも洗礼を受けて良かったことの一つです。
今日の挿し絵代わりの写真は長崎県の天主堂の風景です。
出典は、https://www.athome.co.jp/vox/news/town/15655/ です。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)
洗礼を受けても自分の悪い性格は一向に良くなりません。洗礼の効果はまったくありません。
しかし洗礼を受けたお陰で良かったことが幾つかあります。
その幾つかの良かったことを「洗礼を受けて良かったこと」という連載記事にして次のように書いてきました。
洗礼を受けて良かったこと(1)仏教が理解出来たこと(2017-07-30)
(2)孤独に死せる人々の冥福を祈れるようになった(2017-07-31)
(3)外国人の考え方や感じ方が分かるようになった(2017-08-01)
(4)韓国人や中国人に親しみを持てるようになった(2017-08-06)
以上のような良かったことを並べてみると、洗礼を受けたお陰で私の視野が広がり、心が豊かになったと言えます。それがどうしたと言われれば、「そうですね。あまり変わりませんね」としか答えられません。
しかし何故か自分が本当に自由に、のびのびした気分になったのです。少し幸せになったような気分です。そして洗礼を受けたお陰で良かったことが、まだまだあるのです。
今日は、(5)全ての障害者へ対して寛大な気持ちを持てるようになったことを書いてみたいと思います。
結論を書いてしまえば、神が全ての障害者を愛しているので、自分も自然にそのようになったのかも知れません。
障害者には身体上の障害者と脳機能の障害者がいます。
今日は胎児の間の脳機能の発達段階で、機能の一部だけが生理学的成長に障害がおきる発達障害について書きます。
そして通常は発達障害の範疇には入れていませんが、性的マイノリティについても取り上げます。性的マイノリティも胎児の間の脳の性的機能に異変が起きたために現れる自然現象です
発達障害といってもADHD(注意欠陥/多動性障害)、自閉症、アスペルガー症候群、学習障害など、さまざまな種類と症状があります。そして発達障害にはディスレクシア(読字障害・読み書き障害)というものもあります。日本であまり知らていませんが、読み書きだけが障害な学習障害の一種です。
これらの障害は従来は精神の異常や性格の悪さと考えられていたのです。心の持ち方で矯正できるとも考えられていたのです。
ところが30年ほど前から欧米諸国で生理学や生命科学が大きく進歩して「発達障害や性的マイノリティは精神病ではない。性格の問題でもはない。」そして胎児の間の脳機能の成長の段階で起きる自然現象だという結論が出されているのです。
そして発達障害や性的マイノリティには治療法が無いが、適切な対処方法があると判明しているのです。
非常に残念なことですが、日本では生命科学や基礎生理学が遅れているので、以上に書いたような先端科学の進歩がまだ十分に取り入れられていません。
したがって発達障害に対して診断法が確立していない上に普及もされていないのが現状ではないでしょうか?
ですから発達障害が差別され学校や社会から残酷な仕打ちを受けるのです。
実例は他人と協調出来ない、上役に従えないという症状を特徴とするアスペルガー症候群があります。知的障害を伴わないものの、他人とのコミュニケーションが非常に困難な症状を示します。学校でいじめにあったり、会社で上司とうまく行かないのは背後にアスペルガー症候群がある可能性があるのです。治療は出来ませんが適切な対処法は明確に判っています。学校では絶対に協調性を強要しないことです。会社では上司を付けずに一人で出来る仕事を任せれば驚くような良い仕事をするのです。
もう一つ、ディスレクシア(読字障害・読み書き障害)の児童の場合の対処方法は読み書きを強要しないで、先生の声で指導したり、音声機能のついたコンピューターで学習を進める方法です。
ここで重要になことは発達障害の専門医に診断を受け、その症状を明確にして貰うことです。薬では直りません。適切な対処方法を指導してもらい実行すれば良いのです。こうすれば母と子供の心の状態が明るくなるのです。治療方法が無くても適切な対応方法が明らかになれば良いのです。
少し長くなったので性的マイノリティの問題は別稿に譲りたいと思います。
しかし一言付け加えておきます。
イギリスでは1960年代まで同性愛行為は違法であったそうです。発覚すると、逮捕され、裁判にかけらたのです。そして投獄の憂き目を見たそうです。ヨーロッパにはこのような文化があったのです。ですからヒットラーが同性愛の人間を逮捕しユダヤ人と共に殺したのですね。
それが現在は欧州諸国では同性婚が法律で保護されているのです。日本は保守的なのでまだまだです。
結論です。神が全ての障害者を愛しているので、私も全ての障害者へ対して寛大な気持ちを持っています。
これも洗礼を受けて良かったことの一つです。
今日の挿し絵代わりの写真は長崎県の天主堂の風景です。
出典は、https://www.athome.co.jp/vox/news/town/15655/ です。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)