後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「ゴーン氏を非難する前に考えるべきこと!」

2020年01月11日 | 日記・エッセイ・コラム
私はゴーン氏は権力を握ってから悪い事を沢山したと思います。罪は法廷で罰すべきです。
しかし感情的な罵詈雑言は見苦しいものです。
それを言っている人は自分で自分の人格を傷つけているのです。
次の一文を是非お読み下さい。

ブダベスト在住の日本人、Nishikawa Kohki さんのご意見です。(https://www.facebook.com/profile.php?id=100009535370188 )

ゴーン問題はもう飽きたという人を、私はとても残念に思う。なぜなら、それは、日本の今後の基本的人権の存立に関わる事だからだ。
いま日本で沸き起こっているゴーン叩きは、基本的に、関東大震災の時の朝鮮人大虐殺と同じ心性によるものとしか私には思われない。相手が金持ちか、貧しい朝鮮人かで、人権を認めるか認めないかをコロコロ変える「リベラル」の人々を、私は全く信用しない。
やっかみ、嫉妬に基づく他者への罵倒ほど、人間のもつ様々な性質の中で醜いものはない。
ヒトラーがかつて、「ドイツ人の貧しさは、ユダヤ人が社会の重要なポストを占めて、ドイツ民衆から富を奪い続けているからだ」と煽り唆し、「ユダヤ人など皆叩き殺してしまえば良いのだ」と民衆を動員したのと本質的に変わらない。狡猾な金持ちは皆打ち殺してしまえとは、国家社会主義たるナチスのキャッフレーズの一つだった。

他人の人生を左右する、裁判上の有罪無罪の判断を、人の伝聞や感情的予断で決めつけ、さらに吹聴して罵り、溜飲を下げるというような振る舞いほど恐ろしいものはない。
ほとんどの人が、有価証券報告書に虚偽記載されたという50億円について、ゴーン氏が1円も受け取っていないという基本的事実を知らない。
近年は、痴漢の冤罪逮捕などについては、かなり一般の人も気にするようになったと思われるが、相手がゴーンのような富裕な経営者だと、叩き落として皆で唾を吐きかけることに一切疑いを持たず、そこにカタルシスを見出して、興奮しているようだ。
一時はあれだけ称賛拍手しておいて、異常な光景だけれども、それだけ、今の日本社会にストレスと貧困が充満して、余裕がなくなっているのだろう。

「今日の日記、ロウバイの花と昔の農家の写真を撮りに行きました」

2020年01月11日 | 日記・エッセイ・コラム
今日も晴天でした。午前中は「生涯続けた面白い趣味のはなし、今年も続けます」という記事を書きました。それからコンピューターに貯まってしまった2万枚以上の写真を外のメモリーに移動する作業を根気よく行いました。
午後は家内とロウバイの花の写真と昔の農家の写真を撮りに行きました。昔の農家は小平市の「ふるさと村」に展示してある江戸時代の家です。裏には水車小屋もあります。
ロウバイの花と昔の農家の写真をお送りいたします。