575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

縮緬細工のような花   鳥野

2009年09月15日 | Weblog
わが住まいの面している大通りは、数年前に、電柱と電線が地中に潜りました。

歩道も拡幅され、空がすっきり開いて、明るい街になりました。

その時、整理されたのが、雑多に茂っていた街路樹。大方は移植か伐採されて、
替わりに、登場したのが百日紅。

木陰が消えて、夏を謳歌する花の咲き続く、暑い街になりました。

百日紅の花は、手に受けてみると、ほんに可憐。ちりめん細工のように縮れた花は小さく軽い。
これでよく酷暑に耐えられる、とお思うほどです。

ところが、花期が終って、散り始めると無残。一夜のうちに散らばった花は人に踏まれ、見る影もありません。

 ・ 百日紅の「紅」が舗道にしだかれて夏の終りは美しからず

                         鳥野
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イチローの巧打横目にこの秋も   朱露

2009年09月15日 | Weblog

       戦後すぐの野球少年にイチローは眩しい。
       アメリカコンプレックスが生涯消えない。
       こういうことを言うのは実に情けないが。
       タイガー・ウッズも本当は好きじゃない。

コメント (1)
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