575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

秋分の日    遅足

2009年09月23日 | Weblog
秋分

昼間の長い夏が終り、ちょうど昼夜の長さが同じになる秋分。
春分と比べると、日の長さは同じでも、気温は秋分のほうが
10度ほど高いそうです。

秋分も二十四節気のひとつ。
この節気をさらに3つに分けて初候・次侯・末侯とします。
秋分の初候は「雷すなわち声をおさむ」つまり、雷が鳴らなくなる。
次侯は「虫かくれて戸をふさぐ」、これは啓蟄に対応しています。
末侯は「水はじめて涸れる」田の水を抜いて乾かすこと。

春分と秋分の日、前後7日間が彼岸会。
俳句では、彼岸といえば春の彼岸。
秋は「秋彼岸」というそうです。

なぜ秋分の日が彼岸の中日なのか?
この日に西の海に沈む夕日を拝んで、
極楽浄土を願った仏教の影響という説が有力です。
四天王寺の西門からは大阪湾に沈む夕日が見えたそうです。
来世の幸せを念ずる祈り。

  おしゃべりな海が日を呑む秋彼岸   遅足

この日が国民の祝日になったのは昭和23年。
祖先を敬い、亡くなった人々を偲ぶ日だそうです。
お墓参り。そういえば、まだだ・・・
今年は大型連休。
行楽は祖先の供養になっているかな?






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夜なべして「長いお別れ」読み果たす   朱露

2009年09月23日 | Weblog


          「夜なべ」は夜仕事で秋の季語。
          「読書」は夜なべかどうか問題。
          530頁読み疲労困憊血圧上昇。
          レイモンド・チャンドラー笑う。

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