575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

柿畑山も野原も家だらけ    朱露

2009年09月20日 | Weblog

       周辺を歩くと三十年の年月を思う。
       手入れしていない柿畑が少々ある。
       雑草が茂る中柿の実が熟したまま。
       鳥も子供らも見向きもしないとは。

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きのこ博士のお話       愚足

2009年09月20日 | Weblog
★今度のお題は「きのこ」そこで、伊藤洋行氏という茸博士がいてキノコについてのエッセイをたくさん書いておられる。その方のお話の紹介です。また写真は有名な「笑い茸」です。不機嫌な妻に食わせたい? しかし、このきのこ・・・?

(其の一)
イリノイ大に行ってもきのこ採りばかりしていた。大学のそばに墓地があった。中を歩いていると1本の木の周りに25cm位のきのこがぐるりと生えていた。直感的にマイタケだと思い、10個くらい採って帰り毎日食べていた。美味かったな。アメリカでは火葬にしないそうだからな

(其の二)
理研にいた時、東上線に乗って鎌北湖に行った。鎌北湖までバスがあるが、朝1回、夕方1回だから歩いて行く。しばらく歩くと、川のそばで、寒そうに小学生が登校の待ち合わせに使っている。実は、ここにコガネタケが沢山生える。採って帰って理研で料理して食べてもらったら、皆美味しい美味しい。
 そりゃそうだ。登校の待ち合わせに使っている所と言ったろ。こういう所で、小学生は待ち合わせしながら、おしっこをするんだ。水分も十分にあり、肥料も効いている。美味しいはずだ。
 翌年、コガネタケを採りにここに来た。去年ほどではないが、まあまあ採れた。他のキノコも探そうと鎌北湖の方に歩いていくと、クリタケがワンサカ。嬉しいなと思っていたら、自転車に乗った警察官が2人。職務質問。袋の中を見せろという。ダイヤでも盗っていると思ったのか。見せたら、何も言わずに行っちゃった。断ったらどうなったんだろう。逃げ出したらアメリカ並に発砲するのだろうか。無粋な人が多い。

(其の三)
「どんなきのこでも1度は食える。」これは真実である。「食えないきのこを食って死んだ人はいない。」これもまた真実である。もちろん、毒のあるきのこを食って死んだ人は沢山いる。
食えないきのこは胃袋まで到達できない。

イチドダケやイッペンシメジを食べるのは止めておきましょう!
2度目もあるキノコを食べて下さい。

☆かの君と山を歩けばイチド茸  ?????

コメント (1)
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