575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

木魚までとどく日差しや冬はじめ  遅足

2018年12月05日 | Weblog

年の暮れには、寺参り、墓掃除という方も。
日常生活の中に仏教が入ってる家でしょうね、と。結宇さん。
視点が良く観察の効いた良句だと思います。と等さん。

母の実家は香嵐渓で有名な足助町。山村です。
昔ながらの家には縁側があり、仏間がありました。
仏壇の前には、お坊さん用のりっぱな座布団と木魚が。
冬には日差しが座布団と木魚にまでとどいていました。
(お寺の木魚と読んでくださっても正解です。)

一月には田に氷が張り、ズック靴のままスケート遊びを。
氷を踏み破って酷い目にあいました。
賑やかだった実家も今は叔母さんひとりです。
あの木魚、どうなったのかな・・・

コメント
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