人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

夜道を歩けば

2024年12月07日 | 自然観察

今の時期東の空から昇ってくるのがおうし座のプレアデス星団とヒアデス星団、

都会の夜空でこれだけ星が見えていれば上出来です。

 

400mm相当で撮った木星とガリレオ衛星、なぜか何時もガリレオ衛星は三つしか写らない。

1.0km先を歩く人を見て、あれはどこそこの誰だ、と識別できる視力を持つマサイ族の人には

ガリレオ衛星が見えているかも。

 

夜歩くと見えるものは星だけではありません、何やら光るものが二つ並んでいます。

 

画像処理で明るくしてみた、鹿が二頭こちらを見ていた、暗闇でも見えるんですね、あちらさんは。

動物が夜空を見上げたら、何時も溢れんばかりの満天の星空、だったら羨ましいな。

 


寒くなってくると海の色・花と蝶

2024年12月06日 | 写真

今朝ベランダの温度計が-5.0℃を示していた、

ベランダは建物の放熱で外気より少しは暖かいので、夜中は-10.0℃ぐらいまで下がったかな。

 

雪が積もってきた藪の中、積雪が1.0mを超えると山の中何処でも歩けるようになる。

 

北国では決して見ることのない沖縄の海の色、

船が横切って行ったので此処だけ海が浅いわけではな、何だろう?

 

沖縄諸島では一年中飛んでいるオオゴマダラ、南国を象徴する大型の蝶です。

 

ふわ~り・ふわ~りと飛ぶので空中でピントを合わせ撮ることができる、

メスの後を追いかけるオスかな。

 

寒くなってくるとこんな写真を探して眺めています、花と蝶は罪が無くていいや。

 

 


今日は雪が降る

2024年12月05日 | 日記

大粒の雪が降ってきた、今日は積もりそうだ、根雪になるかもしれない。


ノボタン

2024年12月04日 | 野の花山の花

山野草の花を求めて野山へ出かけても、今の時期はこんなもん、ここは北海道。

 

同じ日本でもちょいと足を延ばせばこんなもん、別世界、南の島の別世界行きたいな~。

 

別世界に咲く花、ノボタン科ノボタン、奄美大島以南小笠原諸島に分布する常緑低木。

 

こんなのが道端に当然のように咲いている、まさに別世界だが冬は天国夏は灼熱地獄?

 

ノボタンの実です、食べられるらしいが口の中が黒くなるとか。


冬枯れ

2024年12月03日 | 自然観察

冬枯れ、セイタカアワダチソウの枯れ花に絡みついているのはヤブマメです。

生あるものは必ず死す、と思ってみれば物悲しいが、次世代への命を託した種と見れば生命の逞しさを感ずる。

ヤブマメのさやが弾け種が地面に落ち、来年の春にまた芽を出し紫色の小さな豆の花を咲かせる。

来年夏になったらまたヤブマメの花を見に此処を訪れましょう、この年寄りが生きていれば。


冬の彩 ツワブキと紫式部

2024年12月02日 | 写真

もう外が明るく成ってもよい時間、窓の外を見たらこんな空模様、冬になるとこんなもんです。

 

冬になると咲きだすツワブキの花、道端の雑草なんだが奇麗な花です。

 

この時期彩を増す紫式部の実、緑の葉の中で色彩のコントラスト。

 

海を背景に紫式部の実、沖縄の海です。

 

誰が名付けたか紫式部、紫色は古より高貴な色、自然界に貴賤は無いが美しい物は美しい。


キキョウ科ツリガネニンジン属ツリガネニンジンの名前

2024年11月30日 | 野の花山の花

この植物ほど地方によって変種が多く、それだけに呼び名も千差万別ざっと拾って14もあった。

最も代表的なのが①ツリガネニンジン、以下順不同で②ヒメシャジン③イワシャジン④イトシャジン

⑤ホウオウシャジン⑥ミヤマシャジン⑦ソバナ⑧ハマシャジン⑨マルバノハマシャジン⑩フクシマシャジン

⑪ハクサンシャジン⑫ミョウギシャジン⑬サイヨウシャジン⑭リュウキュウシャジン

この写真は座間味島で撮ったのでサイヨウシャジン(細葉沙参)か。

ちなみにシャジン(沙参)とは、ツリガネニンジンの根を乾燥させた漢方薬名。

今日も外は吹雪です、南の島をウロウロしていたころが懐かしく思える歳になってしまった。


雪が降っても言葉が出ない

2024年11月29日 | 日記

雪が降ってきた、ほんの少しだけれど・・・じゃなくて大量に、積もりそうな雪だった・・・本当に積もった。

世界中が地球温暖化による異常気象で、何処の街でももうこんな詩は生まれないんだろうな。

 

雪が降る前の公園で、11月下旬木の影が長い、赤い実の成る木は何でしょう。

 

アズキナシ(小豆梨)の木でした、同じバラ科ですからナナカマドの仲間です。

ナナカマドの赤い実に先ほど降った雪が積もっています、

歌心が有れば何か一句浮かぶのでしょうが、あいにく持ち合わせていません。


芦別岳と種の写真

2024年11月27日 | 自然観察

夕張山系の一つ、芦別岳(1726m)です、頂上付近は真っ白すでに厳冬期の山だろう。

直線距離で約90km、こんなにスッキリと見えるのは珍しい、昨日は風が強かったせいかな。

 

今日の写真はこれ、何の種でしょう、良く知っている植物です。

 

この種にはこんな棘が付いています、マジックテープの原型です。

 

種の全景、アザミに似ていますが違います。

 

そうですゴボウの種でした、あの種を畑にまけばゴボウが出来るかと言えば、成りません。

野生化してすでに作物としての性質を失っています、ヒョロリとした根が有るだけです。


もうすぐ色の無い世界になってしまう

2024年11月26日 | 写真

今の時期朝日が真横から射します、銭函天狗山のモルゲンロート。

 

雪が降るとニシキギの赤い実が良く目立つ、食いしん坊の私には干し柿に見えてしまう。

 

白樺林に雪が降ると白い世界になる、そのうち否が応でも白一色の世界になってしまう。

 

オオウバユリの種の抜け殻、雪が深くなると白い雪面い茶色の頭だけになる。