昨日行った小樽の赤岩の岩塔に据えられたお地蔵さんです。
いったい誰がどうやって運んで据えたのでしょうか?。
高所恐怖症の私は、見ているだけで冷や汗が出てきて足がすくみます。
私の高所恐怖症は、高さ1.0m幅30cm程の防波堤の上を歩くだけで、平衡感覚を失い
左右どちらかへ引きずり込まれる様な感覚に成ります。
その一方、飛行機に乗ったり高層ビルの屋上から身を乗り出して下を覗いても
まったく怖くも不安感も感じません。
飛行機はめったなことでは落ちないし、ビルの屋上には手すりが付いています。
「落ちない」という安心感が有れば、幾ら高くても恐怖感は湧いてきません。
下がスカスカに見えてユラユラ揺れる吊り橋も大丈夫です、あれも手すりが有り落ちません。
高所恐怖症なのに、高い所が大好きなんです。昔から「バカと煙は高い所へ行きたがる」
と言いますが、まさにその通りなんです。
それからメチャクチャに揺れる船も大好きで、船に乗っている実感が湧いてきます。
バカ人間は、感覚が鈍いので船酔いしないのです。
小樽の赤岩は、白龍信仰の霊場なのでこのお地蔵さんも信者の方が運んで建てたのでしょう。
まっこと信仰の力とは恐ろしいものです。