5日の午後3時ごろ、つかの間の晴れに日は早くも西の山の端へ落ちてゆく。
冬至がすぎ、日が長くなったとはいへ、まだまだ夜は長い。
東の空を見れば梢に残月、これらの木々に若葉が芽吹くのは4月下旬、まだまだ先は長い。
話は変わるが、暇人が暇つぶしに眺めている雑誌BRUTUSである。
この雑誌の写真には一種独特の色調と諧調が有る。
高彩度なんだが、落ち着きと深みのある色調、深緑と茶褐色の色の対比、空を淡く描くなどに特徴が有る。
どの写真を見ても同じような傾向にあるので、カメラマンではなく印刷段階での編集者のこだわりだろう。
暇人の好みの写真なので暇人も真似してみたいが、ビンボー人は写真を自在に編集できるソフトを持っていないのだ。