手稲山(標高1023.1m)の標高700m付近から上部の植生は亜高山帯に属し、ダケカンバ・トドマツ・アカエゾマツが優占する。
これは標高770m付近のネオパラ山山麓の様子。
落葉広葉樹はほとんどがダケカンバで、その間にトドマツ・アカエゾマツが混在している。
札幌近郊では最も高い余市岳(1488.1m)の頂上付近。
ここまでくると高木は生育せず、ハイマツの分布域となっている。
手稲山もあと400m高ければ、多様な植生分布が見られ高山としての魅力も増すのさが、残念だ。
これはダケカンバとトドマツが寄り添って生育してをり、両者とも推定樹齢200年から300年の大木である。
ダケカンバとアカエゾマツの組み合わせである場合もあり、このような例は随所で見られる。
右からアカエゾマツ・ダケカンバ・トドマツである。
成長速度・樹齢から推定するに、雪氷からダケカンバに守られ針葉樹類が根元から生育したよう見えるが、何故こうなるのか、何方か教えた下さい。
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