人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

日本の植生

2008年11月18日 | 自然観察

ここ数日は外に出られない(出たくない)天気が続く様なので、過去ネタブログです。

アルバムの中から、日本の代表的植生の写真を選び出してみました。

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森林限界を過ぎた高山帯、花はウサギギクです。(北海道の大雪山)

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針葉樹林帯(北海道中央部の亜高山帯)

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針葉樹と広葉樹の混交林(札幌市近郊)

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照葉樹林帯(鹿児島県)

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亜熱帯林(西表島)

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マングローブ林(西表島)


晩秋の野山で

2008年11月17日 | 写真

今日は珍しく晴れたので、裏山の散策に出かけるが特に何も無し。

一度降った雪も融けてしまったし、枯れ木の山では画にならず、

そろそろ冬の星座が顔を出す頃なのだが、スカッと晴れた夜空も無し。

デジカメ持ってウロウロしても、なんとも中途半端な季節なのです。

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紅葉の季節も終わったので、落ち葉の写真でも撮るしかありません。

桜の落ち葉です、日中でも陰が長くなりました。

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メクラファインダーでキノコの写真撮ったら後ピンに成ってしまった。

このアングルで撮れるのはコンデジの強み、図体の大きいデジイチでは無理です。

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アレレッ、蕗のとうが出ていた。季節を間違えたのか、このまま冬を越すのか?

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ビロードモウズイカがまだしぶとく咲いていた。


ハマボッス

2008年11月16日 | 野の花山の花

今日も一日朝から冷たい雨が降ったり止んだり、気が滅入ります。

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さくらそう科ハマボッス(浜払子)、花穂を僧が持つ仏具の払子に見立てたもの。

ウゥッ・・・・・、そう言われてもそうは見えないのだが?

日本全国の海岸に生えているらしいが、北海道ではまだ見たことが無い。

南西諸島ではごく普通に見られるが、生えている場所(島)によって微妙に

花の色や形が異なる。


ランタナ

2008年11月15日 | 野の花山の花

今日も又何も無い一日だったが、今年の正月をどう過ごすかなんて考えたりした。

365日が正月休みなんだから、別に正月だからってドーッテことないんだが、

初日の出を家の窓から見るか、何処か別の所で見るかの違いである。

高い山の頂上で、雲海の彼方から昇ってくる初日の出がベターなのであるが、

そんな冬山登山の体力も無いし、寒いのは嫌いだからこの計画はパスする。

結局は、何処か暖かい南の島の海岸で見る事になるのかぁ~。

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くまつづら科ランタナ、別名シチヘンゲ(七変化)沖縄県では年中咲いている。

名前のとおり、あらゆる色の花が有るが、写真に有ったのはこれだけでした。


大雪山連峰が見えた

2008年11月12日 | 写真

今日は朝から雲一つ無い快晴、裏山の銭函天狗岳へ登る。

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こんなにハッキリと大雪山から十勝連峰が見えたのは始めてである。

左から大雪山・十勝連峰・芦別岳である。黒岳のスキー場はオープンしたとか。

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日陰では、シモが真っ白に着いていた。

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黄金色に輝くカラマツの黄葉。


やっと天候回復

2008年11月10日 | 写真

ここ数日続いていた荒れ模様の天候がやっと回復し、青空も見えてきた。

早速森林公園まで散歩、往復12.0km 16,000歩、風が冷たかった。

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久しぶりに手稲山山頂が姿を見せるが、なんとも寒々しい風景である。

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家のベランダから芦別岳を撮る、距離約90km。

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同じく樺戸三山、左から神居尻山・ピンネシリ・隈根尻山、距離約55km。


つげ義春の「貧困旅行記」

2008年11月09日 | 今日の雑感雑記

鄙びてうらぶれた鉱泉のボロ宿を、漂泊の思いを抱きながらめぐった紀行エッセイである。

主に昭和40年代から50年代にかけてであるが、それらしい写真や漫画(スケッチ?)が

沢山載っているのも面白い。

湯治場ではなく鉱泉宿である、湯治場にはボロ宿が多いが人が大勢居るから嫌なのだろう。

ある文芸評論家によれば「その旅の感性は西行や芭蕉に近い」と書いてあったが

侘びしく惨めな事に関してはそれ以上(それ以下?)である。

ボロ宿考の中の一文に「侘びしい部屋でセンベイ蒲団に細々とくるまっていると

自分がいかにも零落して、世の中から見捨てられたような心持ちになり、

なんともいえぬ安らぎを覚える。」「完全な自己否定は自由以外の何物でもない」

不安神経症・対人恐怖症・赤面症を自認する作者ならではである。

何処とは言わないが、湯治場のボロ宿に泊まった事があるのでその時の写真です。

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二人も入れば一杯に成りそうな露天風呂。

入ると、泥ともコケとも解らぬヌルヌルした物が落ち葉と一緒に舞い上がる。

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内湯の入り口、ボロボロ・ガタガタであちこちが腐っていた。

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晩飯、昼飯はオニギリ二ヶとお茶だけだった。昭和の時代ではない、二年前の事である。

(追記:ちゃんとした新館も有りますよ)


何もない一日だった

2008年11月08日 | 今日の雑感雑記

今日は朝から一日中、雨・みぞれ・強風、今年始めてガスストーブに点火する。

何も無い一日だったので、写真も無しのブログです。

また何処か暖かい所へ貧乏旅行したいなと思い、ネットで情報収集していたら

「西表島で二ヶ月間サバイバル」なんてサイトが有った。

西表島の西部、網取湾~崎山湾~鹿川湾~南風見田の浜当たりを転々とし

海で魚や貝を採ったり、山でヤシガニやパパイアを採って暮らした記録である。

西表島の中でも、この付近は道路も無ければ当然人も住んでいない海と山とジャングルだけ。

それでも結構色々な人に会ったとも書いてあった。中には女性一人のキャンパーも居たとか。

羨ましい限りではあるが、とてもオジサン世代には真似の出来る世界ではないなぁ~。

でもキャンプ場で一週間ぐらいテント張って、釣った魚を酒の肴にして泡盛飲んで暮らす。

これならオジサンでも出来そうだ、少しだけ本気で考えてしまった今日一日でした。


近所の散歩とアカナラ

2008年11月06日 | 写真

以前ミズナラが赤く紅葉するのは珍しいと書いたが、同じブナ科にアカナラが有った。

公園木ではあるが、ブナ科アカナラ(アカガシワ)の葉が真っ赤に紅葉していた。

ブナ(ソバグリ)の分布は、北海道では黒松内低地帯以南となっているが

地球温暖化により、分布域が北上していないものか?

ブナ科の種子散布は、せいぜいリスなどによるもので、10年や20年では

簡単に分布域が拡大するものではないが。

札幌近郊でブナの新緑や黄葉が見られないのは残念。

地球温暖化が本当だとしたら、千年後には見られるだろうがそれまでのお預けである。

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